原料オタク -172ページ目

原料オタク

原料オタクの化粧品開発者が新しい原料や自分がはまっている原料について大きな声でいえないことをいちゃうけど、いいのかな・・・・・

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唐突ですが、実は「セイヨウシロヤナギ樹皮エキス」と「サリックスニグラ樹皮エキス」には、もうひとつの特徴(効能効果)があります。

それは防腐効果です。特に「サリックスニグラ樹皮エキス」は実用可能な濃度で防腐が出来そうなのです。(コスト的には少々難あり)

データでは原料製品として2.5~5.0%(ペンチレングリコールという防腐効果のある保湿剤と同程度)で効果があるそうです。私も今3.0%配合品でテストをしましたが、問題はなさそうです。

ある会社で近々採用になると思います。



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先日は失礼しました。

では、サリシンは前回の構造図を見ていただければ分かるようにサリチル酸にグルコース(糖)がついた形になっています。このサリシンは生体内でサリチルアルコールになり、さらにサリチル酸に下図のように変換されます。



Salicin

このように生体内でサリチル酸に変換され同様な働きをする訳です。しかし、酸という形でないのと配糖体という形が幸いし前回書いた問題点が解決されるのです。

実は、ここまでは以前から知っており、見料オタクとしてはあまりそそられる原料ではありませんでした。

ところが、I社から発売された(今年の8月)「セイヨウシロヤナギ樹皮エキス」の発売セミナーに参加し、ンっ「サリシン」、どこかで聞いたよな・・・で、米A社の「サリックスニグラ樹皮エキス」を思い出したわけです。

I社はしっかりバックデータをとっており、それで「サリシン」の効果を再確認しました。ちなみに、その効果は「PPAR-β/δ転写活性化作用」「インボルクリン生成促進作用」「コーニファイドエンベロープ(CE)生成促進作用」「肌荒れ改善作用(正常角化誘導)」というものなのですが、チョット難しいので詳しくは説明しませんが、漠然とした効果がはっきりしました。

両エキスとも「サリシン」が主成分です。どちらがいいのか悩む今日この頃です・・・。



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サリシンってご存知ですか?

健食に詳しい方はご存知だと思いますが、ほとんどの方がはてなマークだと思います。

では、どんな物質かと言うと、簡単に言えばサリチル酸の配糖体です。


Salicylic acid Salicin


上図(左がサリチル酸 右がサリシン)を見ていただければ分かるようにサリシンはサリチル酸に糖がくっついた形をしています。

サリシンはヤナギ科ヤナギ属の樹皮に多く含まれ古くから解熱や鎮痛薬として利用されていました。実はサリシンから考えられたのがアスピリン(アセチルサリチル酸)なのです。

じゃあ、化粧品にどう関係するのかというと、ケミカルピーリングってご存知ですよね。このピーリングにはAHA(α-ヒドロキシ酸・フルーツ酸)やBHA(β-ヒドロキシ酸)が使われますがサリチル酸はBHAの一種なんです。

しかしAHAやBHAは刺激やその他の副作用、処方に制限がある等の問題があります。

しかし、サリシンは・・・


眠くなったので、また次回・・・(@ ̄ρ ̄@)zzzz



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