アトピー・敏感肌・乾燥肌・トラブル肌の方は必見 cclab
製造については通常モードに戻ったものの、試作のご依頼はたまりにたまった状態。さらに新たなご依頼が・・・という状態が続いています。
そんな中はまっているのがマイクロカプセル化です。
実はこのテーマ1年半前から続いています。とある原料のサンプルを入手し資料を読んだりチョコチョコと触っているうちに「これは面白いぞ。」ということで使用予定もないのにこの原料を購入したのが1年前です。
その後忙しさにかまけそのままの状態だったのですが、あるサロンのオーナー様が以前このブログで紹介したビタミンC誘導体「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na 」(APPS)を配合した化粧品を作ってほしいとのご依頼がありました。
しかしこのAPPSは大きな欠点があるのです。水にはよく溶けるのですが加水分解を起こし時間とともに効果が低下してくるのです。
ですから配合するのは簡単ですがお客様の手元に届いたときには効果がないということも起こりえるわけです。(弊社で細々と販売しているこのAPPSを配合している「W5コンセントレートソリューション」はお客様からご注文をいただいてから製造しています。)
そんな商品をご提供するわけにもいかず「何とか安定化する方法を考えます。」と約束したのはいいのですが・・・。
「あっそうか水が存在しているから加水分解を起こすわけだから非水系の溶剤に溶かしあの原料でカプセル化してしまえばいいかも。」
しかしそれからが大変。APPSが非水系で何に溶けるのか、何に溶かしたらうまくマイクロカプセル化できるのかで試行錯誤。
結局マイクロカプセル化を思いついたのが2月で、出来たのが8月中旬でした。
そして長い間お待ちいただいたお客様のもとにマイクロカプセル化APPSを配合したクリームの初回サンプルをお届けできたのが8月20日過ぎでした。
そして10日ほどのち1週間ご使用になったお客様からのご評価のご連絡がありました。
「今までにこんな効果のあるクリームを使ったことがありません。シミが薄くなり、小じわは消えました。額のしわも目立たなくなりました。」
正直なところそこまでの効果が出るとは思ってもいませんでした。
確かにこのマイクロカプセル化APPSは粒子サイズが50~100nmと非常に微細なため肌への浸透性は相当に高いと思われます。また浸透できなかったものは肌上でAPPSをサンドイッチした形でラメラ層を形成するためAPPSを余すことなく肌に供給できるという特徴も持っています。
その後2~3回の香の微調整サンプルを経て、先週お客様のもとに製品を納品することができました。
「ふ~やれやれ。」
でもこの手法を使えば、安定性の高いと言われているのに処方を選ぶ「アスコルビルエチル」や、かなり面白いと思っている「ツボクサエキス」にも相当有効ではないかと夢が膨らんでいます。(もちろんすでにマイクロカプセル化テスト済み。)
化粧品のOEMは cclab(クリエイティブコスメラボ)