朝一で
「Long time no see、moco」
なるメッセージが今は母国に帰ったの友人から届き
猛烈に懐かしくなったのとともに
留学で人生を狂わされた(というのは言い過ぎかもしれないが)彼の留学話を少し
今日は結構まじめな話です。。
アメリカに研究で留学に来る人間は
みんなアメリカで研究したい
何年かアメリカで研究に専念すればどうにかいい業績が出るだろう
と思っているのではないだろうか。
わたしの場合はとにかく研究留学がしたくて仕方がなかったのだが、
その話はまた今度にして(たぶんそのうち書くと思う。。たぶんね)
わたしも日本にいるときは、いささか勘違いしている感があったのだが
結論から言うと
もちろんアメリカにいるからといっていい論文が出せるわけではない
あの名作スラムダンクで
安西先生の元教え子の矢沢が
「バスケットの国アメリカの 空気を吸うだけで僕は高く跳べると思っていたのかなぁ」
という手紙を残して、アメリカでつぶれてしまったのと全く同じなのである
アメリカの大学、研究室も日本同様ピンキリ
ノーベル賞をとるようなラボ
毎年 ネイチャー セル サイエンス という研究界のBig journalを出すラボ
本当かどうか怪しいような結果を出しているラボ
研究費を獲得できず閉鎖されるラボ
アメリカに来て数年
わたしが実感したのは
研究留学は
どのラボに行くか、どのボスのところで働くかで
その後幸せになれるかどうか すべて決まるようだ
だれもが
Big Journalを出すラボに行きたいと思って留学先を探すだろうが
そういうラボに行くには、こちらにもそれなりの実力がなければ採用してもらえない
たとえ給料はいらないと言っても。。。
メジャーリーグのチームで活躍するにはメジャーリーガーの実力がなければ入れない。
無給のメジャーリーガーなんていないし、無給でもいいからチームに在籍させてくれと頼んで
もしチームに入れたとしても、試合には出られない。
日本からアメリカに留学したいと考えている人たちへ
給料はいらないから留学させてほしいなんて考えたらだめ!
ダメ絶対!
この考え方は日本で医者をしている人間が考えやすいパターンだが
日本でそれなりに貯蓄があって、2年くらい収入がなくなってもそんなに困らない
それよりは、日本に帰ってきてから留学という実績と留学中にそれなりの論文が出せるなら
2年くらいならいいだろうというパターン
それなりの論文でいいなら、問題ないと思うし
収入がなくても困らないなら、2年間 忙しい日本の生活から離れて研究する
長い夏休みと考えればそれでもいいだろう
日本より、時間があって人間らしい生活が出来て
日本にいるときよりも論文数は出るだろう
日本にいたときは
なんでこんなに働いているのに、業績が出ないんだ
診療後に実験じゃ家に帰る時間がない
学生の指導をしても評価されない、でも学生を追い返すこともできない
お金払うから、時間くれ!
その気持ちは痛いほど分かる
でも、留学で成長したいのなら
無給でポスドクを受け入れるラボでろくなところはないというのが
ここ数年、周りのラボを見ていて感じた印象である
無給で人を使うということに抵抗を感じない人間がボスというのは
かなり厳しい
さらに、無給であるということはボスもこちらに何の期待もしていない
さらに言えば、指導するつもりなんてサラサラない
最初から何でも実験できて、論文も自分で書けちゃうポスドクだったら何の問題もないが
通常、ボスと話し合い、出来ない実験は同僚から教えてもらい成長していく必要がある
しかし
人を育てるというのは 給料だけでなく、時間とお金がかかるのである
他のポスドクに指導を任せれば、そのポスドクの時間がとられる
未熟な人間に実験をさせて、失敗すればそれだけ試薬代やサンプルのお金がかかる
無給の人間であれば
出来ないのなら 出来る仕事、雑用をさせておけばいい
タダで雑用してくれるのだから、ラボからすればこんないい話はない
有給の人間なら
一日でも早く出来るように厳しく指導するだろう
そして厳しく実績を求める
だめならクビにする
有給と無給なら
いいプロジェクトや、大きくなりそうな重要な仕事は
有給の人間に回るだろう
賃金が支払われない = いてもいなくてもどっちでもいい
いなくては困る人間ならば対価が支払われるはずなのだから
中には
すっごくいいボスで、でも今はお金がなくて雇えないけど
きちんと指導するよ!
っていう場合もあるかもしれない。
でもいい仕事をしているラボはお金もあるはずなんだよね。。。
「今はお金がないから雇えない」
そういってくれるボスは、
「無給でよければきていいよ」
ていうボスより何倍もいいボスであることは間違いないと思う。
留学先を探すなら
給料を出してくれるところ
無給でいいから留学したいなんて、日本人謙遜しすぎでしょ
他の国の人は、何にも出来なくても給料と労働条件を主張するよね
無給でも良く働くから
だから日本人留学生はカモられるのかな。
あれ
友達の話のはずだったのに??
それは明日に続く
なんだか重たい話だなという人も
納得という人も
いいね!
してね♪
励まされます。
「Long time no see、moco」
なるメッセージが今は母国に帰ったの友人から届き
猛烈に懐かしくなったのとともに
留学で人生を狂わされた(というのは言い過ぎかもしれないが)彼の留学話を少し
今日は結構まじめな話です。。
アメリカに研究で留学に来る人間は
みんなアメリカで研究したい
何年かアメリカで研究に専念すればどうにかいい業績が出るだろう
と思っているのではないだろうか。
わたしの場合はとにかく研究留学がしたくて仕方がなかったのだが、
その話はまた今度にして(たぶんそのうち書くと思う。。たぶんね)
わたしも日本にいるときは、いささか勘違いしている感があったのだが
結論から言うと
もちろんアメリカにいるからといっていい論文が出せるわけではない
あの名作スラムダンクで
安西先生の元教え子の矢沢が
「バスケットの国アメリカの 空気を吸うだけで僕は高く跳べると思っていたのかなぁ」
という手紙を残して、アメリカでつぶれてしまったのと全く同じなのである
アメリカの大学、研究室も日本同様ピンキリ
ノーベル賞をとるようなラボ
毎年 ネイチャー セル サイエンス という研究界のBig journalを出すラボ
本当かどうか怪しいような結果を出しているラボ
研究費を獲得できず閉鎖されるラボ
アメリカに来て数年
わたしが実感したのは
研究留学は
どのラボに行くか、どのボスのところで働くかで
その後幸せになれるかどうか すべて決まるようだ
だれもが
Big Journalを出すラボに行きたいと思って留学先を探すだろうが
そういうラボに行くには、こちらにもそれなりの実力がなければ採用してもらえない
たとえ給料はいらないと言っても。。。
メジャーリーグのチームで活躍するにはメジャーリーガーの実力がなければ入れない。
無給のメジャーリーガーなんていないし、無給でもいいからチームに在籍させてくれと頼んで
もしチームに入れたとしても、試合には出られない。
日本からアメリカに留学したいと考えている人たちへ
給料はいらないから留学させてほしいなんて考えたらだめ!
ダメ絶対!
この考え方は日本で医者をしている人間が考えやすいパターンだが
日本でそれなりに貯蓄があって、2年くらい収入がなくなってもそんなに困らない
それよりは、日本に帰ってきてから留学という実績と留学中にそれなりの論文が出せるなら
2年くらいならいいだろうというパターン
それなりの論文でいいなら、問題ないと思うし
収入がなくても困らないなら、2年間 忙しい日本の生活から離れて研究する
長い夏休みと考えればそれでもいいだろう
日本より、時間があって人間らしい生活が出来て
日本にいるときよりも論文数は出るだろう
日本にいたときは
なんでこんなに働いているのに、業績が出ないんだ
診療後に実験じゃ家に帰る時間がない
学生の指導をしても評価されない、でも学生を追い返すこともできない
お金払うから、時間くれ!
その気持ちは痛いほど分かる
でも、留学で成長したいのなら
無給でポスドクを受け入れるラボでろくなところはないというのが
ここ数年、周りのラボを見ていて感じた印象である
無給で人を使うということに抵抗を感じない人間がボスというのは
かなり厳しい
さらに、無給であるということはボスもこちらに何の期待もしていない
さらに言えば、指導するつもりなんてサラサラない
最初から何でも実験できて、論文も自分で書けちゃうポスドクだったら何の問題もないが
通常、ボスと話し合い、出来ない実験は同僚から教えてもらい成長していく必要がある
しかし
人を育てるというのは 給料だけでなく、時間とお金がかかるのである
他のポスドクに指導を任せれば、そのポスドクの時間がとられる
未熟な人間に実験をさせて、失敗すればそれだけ試薬代やサンプルのお金がかかる
無給の人間であれば
出来ないのなら 出来る仕事、雑用をさせておけばいい
タダで雑用してくれるのだから、ラボからすればこんないい話はない
有給の人間なら
一日でも早く出来るように厳しく指導するだろう
そして厳しく実績を求める
だめならクビにする
有給と無給なら
いいプロジェクトや、大きくなりそうな重要な仕事は
有給の人間に回るだろう
賃金が支払われない = いてもいなくてもどっちでもいい
いなくては困る人間ならば対価が支払われるはずなのだから
中には
すっごくいいボスで、でも今はお金がなくて雇えないけど
きちんと指導するよ!
っていう場合もあるかもしれない。
でもいい仕事をしているラボはお金もあるはずなんだよね。。。
「今はお金がないから雇えない」
そういってくれるボスは、
「無給でよければきていいよ」
ていうボスより何倍もいいボスであることは間違いないと思う。
留学先を探すなら
給料を出してくれるところ
無給でいいから留学したいなんて、日本人謙遜しすぎでしょ
他の国の人は、何にも出来なくても給料と労働条件を主張するよね
無給でも良く働くから
だから日本人留学生はカモられるのかな。
あれ
友達の話のはずだったのに??
それは明日に続く
なんだか重たい話だなという人も
納得という人も
いいね!
してね♪
励まされます。