先日パート面接のため久しぶりに履歴書を作成しました。
そこで私が感じた日本とアメリカの違いを含め初めての英文履歴書作成について綴っていきます。(プロではないので個人的な意見&自己満ブログです!!)
もしアメリカに移住したばかりで、
お仕事始めてみようかな〜という人のお役に立てれば光栄です
(参考になるサイトは山ほどあります!!)
決して成功するレジュメかどうかはわかりませんが後半ではサンプルも出してます。
まず比較していて思ったことは、
自己PRの仕方に雲泥の差があること。まず作成する第一段階でその違いが現れます。そして書いていて恥ずかしくなるほどの自分の売り込み!!
私は自分の強みを3つしか書き出せなかったのですが、旦那くんに指摘されながら最終的には7つも
しかも職業歴の項目にも「私はこんなことを成し遂げました!!凄いでしょ!!」の猛アピール。そちらは1つの職歴で9つも書きました。
これでも少ない方だと思います。自分ではそれあまり強みじゃないような...と思うことも旦那くんにしたら「絶対書くべき強みだよ!!」と怒られたので、アメリカ人は自己PRが上手なんだな〜と改めて思いました。
(言い換えれば図々しい...?笑)
この先は詳しく日本とアメリカの違いについて書いてます。
この記事の中で日本は履歴書そしてアメリカをレジュメと書いて比較しています。(履歴書を英語でresumeと言います)
①用紙
履歴書 :定型用紙が販売されていたりフォーマットをダウンロードできたりして書き方が統一。
レジュメ:定型用紙はなく、レターサイズ(アメリカの基本サイズ)の白かオフホワイトの用紙を使用し自分で作成。1〜2枚が適切。
*レターサイズ:8 1/2インチ×11インチ(215.9mm×279.4mm)
②記入方法
履歴書 :手書き
レジュメ:タイピング(フォントは"Times New Roman"や"Georgia"、サイズは10.5~12が好ましい)
日本で履歴書を作成した時は書き直しに何枚も使った記憶が...パソコンでタイピングだったら記録も残るし何度も上書きができるため便利ですよね。そして字が汚くても恥ずかしくない
③項目
履歴書 :定型用紙に従い必要項目を埋めていく。
レジュメ:自分で記載項目を決められる。代表的なフォーマットが3つ(下記記載)あり、それを参考に自分なりに変えることも可能。
・Chronological(特に職業歴を売り込みたい人向け、同じ職種に応募するときに有利)
・Functional(資格や特化したキャリアがある人向け、職業歴にブランクがある人向け)
・Combination(一般的、職歴が短い人でもキャリアを積んだ人どちらにも適応)
④基本情報
履歴書 :生年月日・性別・国籍の記載必須
レジュメ:上記の情報は記載しない!!
ここが日本と違って差別に敏感な国だな、と感じるところです。
証明写真も不要です!!写真を添付するとその写真から人種や性別、年齢まで推測ができてしまうため。
日本だと募集項目に年齢制限まであるのに、そんなことをここアメリカでしたら訴訟問題になってしまいます。法律で決められているみたいですね
⑤学歴・職歴の書き方(書き順)
履歴書 :古い年代から書く(学歴が先)*年・月まで書く
レジュメ:新しい年代から書く(基本は職歴が先)*年のみ
学歴に関しては、高校から書く履歴書と違い、レジュメは大学卒であれば大学の履歴だけでOKです。
役職と務めた期間だけ書く履歴書とは違い、レジュメは職務内容まで詳しく書きます。ここでもアピールしまくりそして全ての職歴を書く必要はなく、多くても3つか4つでいいようです。
今どんな能力があり何ができるかを最優先に知りたいんでしょうね。
⑥資格・スキル
履歴書 :応募する職種に合った資格や免許を記載
レジュメ:同上、国家資格などではなくても自分のスキルや得意とするものも記載
レジュメでは、TOEICの点数がなくても英検を受けてなくても英会話ができるならそれをアピールすることができます。書き方としては、
『 English Fluency: Conversational, Reading, Writing 』
実際私はこれを書きました。私自身ライティングに自身かあるかどうか問われると自身が・・・と思ったのですが、旦那くんから「レジュメを書いてる時点で英語書けてるじゃん!!」とご指摘がありましたので追加しました
⑦カバーレターの有無
履歴書:不要
レジュメ:レジュメと同じサイズの用紙1枚分必要
レジュメの項目には無い自己紹介・希望職種・志望動機などを書きます。そしてここでもなぜそのポジションに自分が適しているかをアピールします。
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それでは、次は上記を踏まえてレジュメの書き方を私が作成したものに沿って説明していきたいと思います。(旦那くんが過去に作ったレジュメのフォーマットをアレンジして作りました。)
上記③で説明したように、どこに応募するか自分の強みは何かで書き方は違いますが参考の1つに使ってください!!私はCombinationを使ってます。
私が作ったものと項目・書き順が同じレジュメのサンプルをネットで見つけたのでそちらを使わせていただきます。
1. 氏名を太字で大きく書きます。その次に住所・電話番号・メールアドレスが続き、ここにソーシャルメディアのアカウントを載せる人もいるそうです。アピールできるものがなければ載せる必要はありません。
2. 『Professional Profile』
(私は『Professional Summary』としました)
ここでは前職で経験したことや応募する職種に生かせそうなこと、強くアピールしたいことを簡単にまとめて書いていきます。
職歴がない学生の場合は、『Career Objective』で履歴書で書く志望動機のような感じで自己アピールを含め書くといいです。
3. 『Professional Experience』
⑤で説明したように、年代が新しいものから書いていきます。
書き方としては写真のように、
会社名_______所在地
役職_________入社ー退社の年
*私は名古屋の会社に勤めていたので、『Nagoya, Aichi, Japan』と記載しました。『Aichi, Japan』でもいいと思います。
*写真では月の記載がありますが不要です。退職前のレジュメ作成の場合は、『2011-present』と書きます。
各職歴に詳しい職務内容を箇条書きに書いていきます。ここでも自己アピールをふんだんに取り入れていきます。具体的な数字を入れるとさらに良いそうです!!
私は旅行添乗員していたので、添乗員の仕事がどんなものか説明を加えつつ自己アピールをしました。
例えば...
「どんなトラブルにも対応できます」アピールをするために次の一文を入れました。
『Coordinated with emergency services to resolve incidents related to theft and fraud』
(意訳:窃盗や詐欺行為などの事件が発生した時も抜かりなく対応をしました)
必ず文の最初は過去形の動詞から始めます。例文を使ってダメな例を書くと...
I coordinated with....と主語から始める文はNGです
レジュメの中で主語は一切使いません。
4. 『Education』学歴を書きます。
こちらも新しいものから!!職歴と同じように都市名・国そして入学・卒業年を記載します。学位を取得している方は記入してください。
5. 『Additional Skills』
(私は『Core Qualifications』としました)
⑥で説明したように生かせる資格やスキルがある人はここで書きます。最後の自己PR欄です。資格がなくても下記のように自分をアピールできます。例えば...
・「WordやExcelが普通にできるレベル」
→『Experience with Microsoft Office - Word and Excel』
・「接客に自身がある」
→『Professional Customer service』
・「どんなことにも対応できる」
→『Ability to work efficiently under any circumstances』
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ブログの冒頭で話したように、この自己PRに記載することが3つしか思い浮かばなかったのですが旦那くんの「もっと自分に自信を持って」の喝で7つに増えました!!!
私は特にかもですが、自分を宣伝するのが下手くそです。
ここで『日本人は自己PRが下手くそ』というと語弊があるので言いませんが...(上手な人もいます!!!!)
そういう点ではこちらの方は自分を売るのが上手だな〜と関心してしまいます。
今回この履歴書の書き方でも文化の大きな違いが発見できました
なんだかとっても長いブログになってしまいました。。。
最後まで読んでくださった方(...いるかな?笑 )ありがとうございます
参考になるのかならないのか...結局は自己満で書き上げました
これに懲りずまたブログに遊びにきてくださいね!!!