このコーナーでは、私HARIMA所有の
お気に入りのミニチュアカー(ミニカー)の一台を御紹介して行きます。

まず、1弾目は。
今年の春に購入した、実車の1/58スケールの日産フェアレディZ(RZ34)。
マジョレットというフランスのブランドです(製造国はタイ)。
このモデルの色はネットで調べるとライトブルーとなっていますが。
それは実車でラインナップされている色名にはなく、"ステルスグレー”というカラーバリエーションが実在するので、それを意識したのではないか?と言われています。
ちなみに同クラスサイズのRZ34モデルを出しているブランドにはトミカ・マッチボックス・ホットウィールなどがありますが、この色をラインナップしているブランドはマジョレットだけです。
マジョレットは昨今、日本車のラインナップが増えている様子ですが、フランスのブランドだけにヨーロッパ輸出仕様をモデル化している為か?
このZに限らず全ての日本車モデルが左ハンドルとなっています。
ギミックは、左右ドア開閉とサスペンションです。

マジョレットというミニチュアカー・ブランドの歴史は古く、1961年にフランスで誕生した世界的なダイキャスト製ミニチュアカーブランドです。
日本では1978年からカバヤ食品が独占販売権を取得し、主にスーパーマーケットのお菓子売り場などで「カバヤ・マジョレットミニカー(ガム付きの食玩)」として長年親しまれてきました。

しかし何故、国内のトミカなどと違い、マジョレットに関し純粋な玩具ではなく食玩としての販売をカバヤが決めたのか?
私目は以前から疑問を持っていて、調べてみたところ、以下のような事情が見つかりました。
 カバヤは「ジューC」や各種の玩具菓子で培った、全国のスーパーマーケットや菓子店といった「菓子売り場(食玩流通)」への強い営業網と流通力を持っていました。
当時、お菓子に小さなおもちゃ(オマケ)をセットにする玩具菓子(カバヤ側は「玩具菓子」と呼称)のスタイルが子供向けに広く定着しており、海外製のミニチュアカーを手軽に日本市場へ導入するのにこの手法が適していると判断。
時代背景としても1978年はスーパーカーブームの終焉期であり、欧州車を中心としたエレガントスタイルのミニチュアカーは、子供から大人まで高い人気を集める強力な商材となり得る………そのような企業姿勢から打ち出された営業戦略であり。
それが今現在まで継続した結果となったとありました。

マジョレットの持つミニチュアカーとしてのアドバンテージとは、価格の割に高クオリティであること。
例えば、今回のフェアレディZ(RZ34)という車種一つにしても同グレードのトミカと比べた場合
「ドアミラー有り」
であるのと
「左右ドア開閉ギミック」
「ヘッドライトがペイントではなく独立クリア部品」
で採用されているのが大きく。
同じく同価格帯のマッチボックス、ホットウィールのものと比べても塗装・造形の精度が違うと言われている部分。
車種によっては汎用モデルが他ブランドのプレミアムモデルにも匹敵する………とも。

このマジョレットのフェアレディZも、私目近所の某スーパーマーケットの食玩コーナーの片隅で、トミカ(汎用)よりも少しだけ高い値で。
ひっそりと自身の"オーナー”を待ち続けていました。


閑話休題。
私目は昔からフェアレディZという車が好きです。
よく
「自分は日産車推しだ」
「いや、HONDAだ」
「スバリストだ」
などと、主に男性界隈でメーカー推しのクルマ話が聞かれますが、私目などは国・メーカーに拘らず。
車一台一台を人間一人一人のように見て来ました。
それはミニチュアカー・コレクトを開始した小学生の頃から変わっておりません。

弊ブログ内でUPいたしました小説
「Kikaider Student」
の話中でミニチュアカー・コレクターの剣持刑事が、ガールフレンドの由美香に「悪魔のZ」と言われる古い型のフェアレディZ(S30)のミニチュアカーをプレゼントされるシーンが有りましたが、そのフェアレディZの印象が私目の中では強く。
その車を"主人公”とした漫画「湾岸ミッドナイト」の車色をイメージした湾岸(ワンガン)ブルーのRZ34が欲しかったのですが、ようやく先日、マジョレットからも発売されたのをゲット出来ました。
車の下に敷かれているのはガムです笑。
今現在マジョレットを店頭販売しているスーパーマーケットは、意外と限られているらしく。
都内でミニチュアカー・コレクトをされている先輩のお話でも、滅多に見られないとのことです。
専ら通販で取り寄せる方も多いと見られますが、店頭販売よりも若干高価格な様子です。
ツインターボでノーマル400PS以上のパワーを誇るFR車、フェアレディZ(RZ34)。
同じフェアレディZでもキャブレター・メカチューンのS30の時代から半世紀以上の経った現在………
果たして、この型のフェアレディZは"伝説”となり得るのでしょうか。