9月27日
RCクラブ飛行場

9月最終日曜日は、このクラブ
シーズン最後の整備作業日。
10月ともなると気温も下がりはじめ、飛行場に雑草も生えなくなり。
むしろ枯れてくる故、もはや整備作業も不要となるからだ。

今朝、私目は一番に到着したつもりだったが。
クラブ会長が既にガス機(エンジン機)を飛ばしておられた。
ほぼ、無風のコンディション。
天候も良好。
気温18℃程。
屋外作業にも良い気候となった中。
クラブ各員作業開始!
例によって、私目は滑走路担当。
このクラブ飛行場の滑走路は全長にして200メートル幅60メートル程の規模。
RC機離着陸に使用される実質有効な範囲だけでも5,000平米の広さを持つ。
その広さを。
写真の手押し式草刈り機を操作し、ひたすら約一時間強に渡り。
平坦で安全な滑走路を造るべく、作業し続けるのだ。

この役割を25年余り、この私目は仰せ使って来た!

しかし………昨シーズン。
その役割を初めて、心筋梗塞の為………棒に振ってしまった。

そこで今シーズンの自らに課せた目標………
一度も休まず月末作業日に出ること!
その為に体調を整え、多少苦しかろうが自らにムチを打つこと。
ここで逃げることなどあれば、社会復帰など到底出来はしない!
増してや………
「滑走路を守るのは、この俺だッ!!」
との思い!
………そのように歯を食いしばりつつ。
天候不良で中止となった7月末を除き、全ての作業日をこなすことが出来た!!
………正直。
以前より60%の稼働率へと落ちた心臓では、作業時に大きなハンディを身体が覚えた。
終盤になると呼吸が苦しくなり、同時に全身へ酸素が送られなることにより手足の力が入らなくなる。
シンドい………………
しかし!
滑走路整備というのは、途中で中断することなどは出来ない。
必ず全面を平坦にして終わりにしないと、離着陸時に機体がつまづき、アクシデントに繋がる!

今日も、息絶え絶えに全身汗まみれとなりながら。
ただただ己に課した使命感のみで身体を動かし続け………美しい滑走路を完成させた!
まさに………感無量だ。
これが、漢(おとこ)の仕事だッ!!
被った帽子のツバの先にまで達した汗を、滴り落ちさせながら。
私HARIMAは息を切らせ、ほくそ笑んでいた。

作業が終わったら、例によってフライト・タイム。
今回の私目の機体は、今は亡きS先輩の忘れ形見………
「プチ・トレーナー」!!

〈以下、飛行写真撮影・N先輩〉
初心者向けのユックリ機体だからとバカにしてはいけない。
限られたパワー内で大気の作用を有効に使い、どれだけ長く滞空出来るか?
どれだけ高度を獲得出来るか?
それこそ操縦技能が試されるのだッ!
一回目のフライトはバッテリーの劣化具合が顕著に出て高度を稼げず。
バッテリーを替えた二回目は比べものにならぬ程パワフルに飛んでみせたものの、予想外にグライドが伸びオーバーラン気味な着陸。
時間を置いて青空も広がり始めた三回目は、今度こそ文句無し!
自ら刈り取ったばかりの滑走路内に、無事帰還!

秋の空。
これから"白い冬”へは二ヶ月余り………
雪国の青空と大地の季節は、ダイヤモンドよりも貴重だッ!!