今回は、こちらの記事について考察いたしました。
たまに、こうした"人生の先輩方”の話を聞きます。
こちらの記事では
会社勤続中は本当に会社一筋の人生を送られていて
"本当に働き者でいらしたんだな”
"真面目で家族思いでおられたのだな”
"本当に仕事を生き甲斐にして来られたのだな”
といった評価のされそうな方を題材にしていますが、それが原因で定年退職後の人付き合いが皆無になり、悩んでおられるとのこと。
当初は
「友達は会社にいるから」
と、辞めた後でも飲みに行けたりするだろう………等と楽観的に考えていたそうですが、それらは会社を辞めた途端パッタリ途絶え。
会社以外の人間関係を持たなかった為に、孤独の日々を懸念しておられるとのことです。
私目等にしてみれば、むしろ、これってスゴいことだなぁ!とさえ感じます。
仕事・会社以外に楽しみが無い………?
まず、自分では考えられません。
想像もつきません。
きっと我が国の高度経済成長期を支えて来られた先輩方皆さんの中にも、こうした方々が大勢おられたのでしょう。
かく言う私目の父親というのは昭和初期の生まれでしたが、仕事・家庭も手を抜かずに居たのは勿論、まず第一に大事にしていたのは自分の趣味でした。
高校時代から美術部で絵画をやっていた父は、社会に出てから20代で個展を開き。
家庭を持ってから家を建てる際も、まず自分専用のアトリエを先に建て。
家族の住居部は"後付け”する程の、当時世間でいう道楽者でした。
週末となると画材道具を担いで野山へ歩いて向かう、ゴッホのような父でした。
そんな親の背中を見て育った私目が、仕事ではない自分の生き甲斐・楽しみを見つけ続けていくことの重要さを刷り込まれて来たのは言うまでも無く。
まさに、それが現在にも生きているのです。
心臓手術後の約半年の入院を経て、職場を解雇されて一年。
もし………模型飛行機やRCカー、只見線撮影という継続した楽しみが無かったら。
そして、以前からチャレンジしたかった文芸というカテゴリーも無く、会社以外に自分の価値を見出せない人間だったとしたら。
間違い無く私目は家に籠りきりとなり、生きる喜びも見出せず、廃人同然にまでなっていたことでしょう。
昨今
"仕事よりプライベートを重要視する”
として、所謂Z世代他の若い方々の価値観を疑問視する先輩方々を見受けられますが。
そうした皆さんが自覚されていない事実………それは
"会社(仕事)を離れる日は必ず来る”
ということ。
その時になって運良く御自身に合った趣味の習い事や人間関係等が見つかれば、まだ良い方だと思いますが。
慌てて新しい人間関係や人生の意義というものを見つけるというのも、至難の技となることでしょう。
会社は、御自身の人生そのものまでは評価してくれません。
