7月19日(日) 某グラウンド
先週のフライトでの教訓を生かし。
竹ひごライト・プレーン「ブルーエンジェル」の主翼右迎角を戻し、更に垂直尾翼にタブを加え、左滑空を安定させようという狙いのテストフライトであった。

本来では、タブに使う素材には透明プラ板が一番良いのだが手持ちが無く。
1mm厚スチレンペーパーとした。
ただ………こちらも本来、自称航空記念公園で行う予定であった試験飛行であったが。
理由あって、このグラウンド……それも午後となり。
ここは以前から小型機のテストに使用していたエリアであって、いつも午後から風が強め………更に"巻く”のは知っていた。
しかも………本日はいつにも増して悪コンディション。
機体にとっても自分自身にとっても"キツい”フライトだった。
序盤の発航で早くも左に突っ込み、なんと純正18センチDのプロペラを割ってしまう。
ちょうど18センチDのプラ製プロペラの在庫も切らしていた為、少しピッチの強めだが定評のある、ツバメ・プレーンの黄緑色ナイロン・ペラ18センチDへ交換!
同時に………
左へ突っ込み気味となっている為。
せっかく取り付けた垂直尾翼のタブだが、一旦外してみることとした。
更に!
この時、大気の様子は。
晴れ間ではあるが目まぐるしく風向の変わる横向きの強風!

加えて………ダウン・ウォッシュ(下降気流)も多発!
ゴム含む総重量20g弱の軽さであるブルーエンジェルの機体挙動を観察すると。
まさに急激に上がったり下がったり、まさしく"乱気流”そのものの発生が解る。
強力なダウン・ウォッシュにハナから押さえ付けられる為、なかなか上昇もままならない!

フルでゴムを巻くと間違って"場外ホームラン”ともなりかねない状況で。
一度だけ大気のカベを突き破ることに成功したブルーエンジェル!

………と!
おもむろにジャイアント・サーマルに
捕らえられる!!

あわやあわやと高々度へ達し、上空で強風に押し流されたブルーエンジェル。
自分は、ただただ文字通り"指を咥えて見ている”だけであった…………が、しかし!
強力なダウン・ウォッシュに、今度は恩恵をこうむった!!

ブルーエンジェルは高々度から、まさに急降下!
"ギリギリ場外”ピンポイントという奇跡で、無事回収出来た。
………結果として。
パワーOFFでの滑空姿勢改善を見届けることは出来なかったが。
真夏のジャイアント・サーマルに久しぶりに、こんなところで再会出来た。
更に、これは知る人ぞ知ることだが。
強力なサーマル(上昇気流)の、すぐ隣りには………
これまた強力なダウン・ウォッシュ(下降気流)も潜んでいるという事実なのであったッ!!



