読者皆様へ。


昨年8月末より本年4月15日までの長きに渡り、弊ブログ内連載小説

「Kikaider Student」

にお付き合い頂きましたことを、心より感謝申し上げます。


2009年にアメーバブログを開設して以来初のHARIMA自小説ともあり、いきなりの連載に読者皆様の中にも困惑された方もいらっしゃるかと思われます(笑)。

実は。

私にとりまして、小説の執筆そして公への発表というのは学生以来の長年の夢でありました。

この度ようやく、皆様を巻き込んでの、その夢の実現が叶えられたことへ喜びとと共に深く御礼申し上げたい気持ちです。


小説と銘打ってはおりますが、何しろ人生初の連載小説執筆の試み。

これが小説だの文学だのと言えるのか?との御指摘やその他を頂くのは承知の上で。

まずは細かいことは気にせず。

単なるエンターティメントして披露させて頂く思いで創り始めました。


テーマとして、SF、それも

石ノ森章太郎先生原作

「人造人間キカイダー」

をオマージュしたものということで。

同じ原作者でも世間では圧倒的な認知度の「仮面ライダー」シリーズ(オマージュ作品含め)と比べれば、現在となってはコアな題材。

果たしてウケるものか?疑問ではありましたが。

実を言うと弊作品の構想そのものは遡ること10年以上前となります。


その頃、ちょうど思春期を迎えていた我が娘との葛藤の日々がありまして、更にバンタイS.I.C(スーパーイマジネィティブ超合金=大人向けフィギュア)キカイダー・シリーズを入手していたこともあり。

〈MOOK本↓〉

ふと思い付いたのが

「女子高生がキカイダーになったとしたら、どうだろう?」

というものでした。


その瞬間に、今回のストーリーの大筋は決まってしまいました(笑)。


まず、本家キカイダーは主人公=ロボットを造ったのが光明寺博士(こうみょうじ・はかせ)という所謂"善人”なのですが。

悪の親玉として、プロフェッサー・ギルというマッドサイエンティストが登場します。

私自身が、この頃創り上げた構想では既に主人公・麻衣の人物像もほぼ決まっており。

普通の女子高生だった麻衣が突然キカイダーに改造され(ここらへんは仮面ライダーのエピソードそのもの笑)、その改造した張本人がマッドサイエンティストの父親………

という、いわば

「プロフェッサー・ギル然とした父親に改造された女子高生キカイダー」

という青写真でした。


なので当初、弊作品の登場人物である

日向博士はマッドサイエンティストの設定で、思い切り悪役だったのです(笑)。

ところが実際に創作を開始してみると、不思議なもので。

娘に憎まれることをしながらも、本心は別にあるという「普通の父親」像が浮かび上がって来たのでした。

それは、まごうことなく私HARIMA自身をも象徴したものへと変化していったものだったのです。


また、前述しましたが。

弊作品は一般でいう小説というよりエンターティメント色を強く押し出したくて、当初より挿し絵をふんだんに使うつもりでした。

ですが、恥ずかしいことにスタート当初まだ生成AIというものを知らず。

それまで他の目的で活用していた画像アプリ・キャラクターアプリと実写真を併用し切り貼りしながら編集し挿し絵を創っていました。

生成AIを覚えたことで作業は格段に精度を増しましたが、その頃の編集ノウハウは後も役に立ってくれました。

結果、ほぼ"絵本”同然になってしまいましたが(笑)。

主人公・麻衣と華裏那、母親の美枝、父親の日向、そして栄太はキャラクターアプリオンリーの頃の元画から派生している像です。

他に33話で登場した不良グループの亜理砂とその一味も、同じくキャラクターアプリベースでした。

折しも巷は生成AIの時代となりましたが、奇しくも自作品の挿し絵制作を機に、私自身その活用法を知ることとなったのでした。


弊ブログの読者皆様、ブロ友皆様にはスキーブロガーさん、鉄道ブロガーさん、そしてラジコンブロガーさんといった、所謂アウトドア派=外を飛び回る方々の多くおられる中で。

小説を読んで頂く………読書に時間を割いて頂くことは普段の習慣から、あまり無い方が多いのでは?と勝手に想像し。

そうした方にもお手隙にでも目を向けて頂ければと、作品を書かせて頂きました。


ネット上では、小説を始めとした文芸投稿専用サイトも多く見られます。

かくいう私自身も、当初そうしたサイトへの投稿も検討しました。

しかしながらフタを開けてみると、そこは同じ趣味人同士が寄ってたかって自身の作品を主張するばかりの自己満足発表の場にしか私には見えませんでした。

その閉塞された世界の"外”へ目の向いていない人々に見えたのです。

これまで通りアメブロで作品を発表していこうと決めた理由はそこにあり、世間一般の方々が見ておられる場所で認められた作品こそが本物だと思いました。

おこがましいのは承知の上ですが、やるからには、それを目指したいと考えております。


スキーブロガーの方々が毎日ランやその他でトレーニングされているように。

今回、私自身も毎日一話を目指して書き続けたのは非常に良いトレーニングとなりました。

経験の無い私目は「書き溜める」ということを知らず、毎日朝起きたらストーリーの展開を考える。

次に文章の書き出し、挿し絵の創作を始める……

週末を除いて、そんな平日を仕事のつもりで続けてまいりました。

体調の芳しくない日も、モチベーションの上がらない日も、歯をくいしばりました。

万一、職業ライターとなれた場合、締め切りとの闘いとなります。

そうした時に音を上げない為の訓練です。


最後に。

今後の予定となりますが、既にお知らせした次作「君のバッケンレコード」執筆の前に、読み切り・短編を書いて行こうと考えております。

今回書いてみてわかったことですが、ある程度の長作を創るのには体力・持久力が要ります。

もう少し、スタミナを蓄えた上でロングランに臨みたいと思います。


皆様。

今後とも、どうぞ応援の程、よろしくお願い申し上げます。


HARIMA



〈実は続編を構想しております〉