FBIのジムに進言した元人質の米国研究者、ダニエル・デドロイド博士は昆虫学者であった。
しかし、それが間もなく虚偽であることを知り、直ちにイスロ脱退を申し出たが既に遅し。
デドロイド博士の他に米国より招へいされて来た研究者達と共に
"銃で脅されながら”
昆虫型ロボット兵器=戦闘インセクタロイドの開発を強要されたのであった。

「………Domenico ordered us researchers to develop weapons of mass destruction.
Naturally, we refused, saying,
"We don't recall ever agreeing to such a job."
Then soldiers burst into the room and pointed guns at us.
Domenico said,
"If you don't complete the development, we'll kill you!"」
(………ドメニコは、我々研究者に大量殺戮兵器を開発せよと命令してきました。
当然ながら、我々は
"そのような仕事を契約した憶えは無い”
と拒否しました。
すると、兵士達が部屋に乱入し、我々に銃を突き付けて来たのです。
ドメニコは言いました。
"開発を完了させなければ殺す”と!)
そのようにして………
彼らが強制的に開発に従事させられ、完成した兵器こそ
カマキリ型戦闘インセクタロイド
G03型「グレイマンティス」である!

グレイマンティス
全高約20メートル
体長約45メートル
全備重量100トン
武装70ミリ・ロケット弾9連装×4
76ミリ機関砲×2門
グレイマンティスの真の恐ろしさは、この弾薬武装ではなかった。
前足に当たる伸縮自在(最長50メートル)な二本の腕は長大な"ハンマー・カッター”を装備し、接近する敵ミサイル・ロケット弾に対し瞬時に反応し撃破、更に航空機をも破壊。
建造物破壊にも用いられる。
そして後部の四本脚で移動し、瓦礫など通常の戦車・装甲車で通過不可能な場所でも平均時速70kmで移動可能とする。
更に。
空対地ミサイルと同じ熱線追尾(赤外線誘導/IIR)及びレーダー誘導(アクティブ/パッシブ)を併用した自律行動様式を持つことにより、敵軍車両は勿論、戦闘ヒューマノイドといった高エネルギーメカニズムを追尾し破壊に至らせる。
デドロイド博士は、更に。
「The terrifying thing is that, at this point, it has become clear that once the Gray Mantis is activated, it is extremely difficult to deactivate.
Until a reliable deactivation method was established, it was supposed to be confined and deactivated in the underground hangar at ISLO headquarters.
However, Domenico is suspected of having performed the "activation sequence operation" in the command center just before he was apprehended!
Police investigators have revealed that this is a possibility.
Normally, if the Gray Mantis had been deactivated for at least a month, it would require a minimum of 48 hours for the activation sequence, but it's possible that even that time has passed!
Therefore, immediately!
Send me to the scene!!」
(恐ろしいことに現時点に於いて、このグレイマンティスは一旦起動させてしまうと、停止させるのが非常に困難なことがわかった為。
確実な停止メソッドが確立するまで、イスロ本部の地下の格納庫に幽閉し停止させることにしていたはずでした。
しかし、ドメニコは自らが身柄を確保される直前に、司令室内の"起動シーケンス操作”を実行して行った疑いがあるのです!
警察調査員の話から、その可能性が有り得ることがわかりました。
本来ですと、少なくとも一ヶ月以上グレイマンティスを停止させていた場合、最短で48時間の起動シーケンスを必要としますが、もはや、その時間をも経過してしまった可能性もあります!
それ故、直ちに!
現場へ向かわせてください!!)
すぐさま地元警察のマルティネスと連絡を取り、念の為武装した捜査員を博士と同行させ、現場へ向かわせた。
…………が!
「Oh no... It's too late!!」
(ああ…………
遅かった!!)
博士は絶望する。
地下格納庫は、既に…………
文字通り"もぬけの殻”だった。
天井には大きく穴が開き、グレイマンティスの脱出した形跡が見られた。
そして……恐れていた事態が、始まったのであった!
格納庫から脱出したグレイマンティスは。
山を降り、首都に到達!

逃げまどう人々。
建造物は破壊され、首都は大混乱に陥った!!
「¡Evacúen inmediatamente!」
(至急、避難してください!)
麻衣達の泊まるホテル内でもアナウンスされた。
「何?
何があったの?」
「外を見てみよう!」
麻衣と日向が自室の窓から外を覗くと、市街地の各地点で炎が上がっている。
まるで爆撃が始まったかのようだ。
「…………何?
これ!?」
再び、ホテル内放送がかかる。
「Atención, huéspedes:
¡La ciudad está siendo atacada por lo que parece ser un robot gigante!
Si bien hemos contactado a las fuerzas armadas y están respondiendo, nuestro hotel no puede asumir la responsabilidad, por lo que les pedimos que evacúen de inmediato.
Reiteramos...」
(お客様へ連絡いたします。
現在、市中が巨大ロボットと見られるものの襲撃を受けています!
軍が出動し対応する連絡が取れていますが、当ホテルでは責任を負いかねますので、各自で至急避難を行ってください!
繰り返します…………)
ドメニコの収監されている留置所のある検察庁内でも、この情報が伝わっていた。
職員達が忙しなく動き回り始めている。
ドメニコが笑う。
「グァッハッハッハ!!
とうとう目覚めたか!
¡Oye!
¡Soy el único que puede detenerlo
¡Suéltame rápido!
(おい!!
奴を止められるのは、私だけだぞ!
早く釈放しろ!!)」
ドメニコは、この混乱に乗じ脱走を企てているのだ。
「この襲撃のニュースは、全世界へ配信されるだろう。
そして……全世界の侵略者は、こぞってグレイマンティスを欲しがる。
まさに、最高のコマーシャルだ!!
グァッハッハッハッハッハ!!!」
空軍の空対地ミサイルも、着弾直前で叩き壊してしまう!!
更に。
市街地であることが、軍の大規模な攻撃を困難にさせていた。
もはや、為す術は無く。
このまま首都はグレイマンティスに蹂躙されるがままとなるかに見えた。
「わたし、行って来る!」
未だホテルの一室に待機していた一行であったが。
麻衣の言葉に皆、戦慄が走る。
華裏那も口を揃える。
「麻衣!
今度の相手は、余りに強大………
一人じゃムリよ。
行くならアタシも行くわ!!」

麻衣は答えた。

「山本君が言ってたよ。
死なんと闘えば生きるって!
………これは、わたしの使命。
その為だけの闘いなの!!」

おそらく最期となるであろう、闘いに向かった!
※文中の団体・組織名及び人名は実在するものと一切関わりありません
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