35年の会社勤めを一旦リタイヤし

改めて考えたことがある。


自分は自身の特性と進路に

ずっと矛盾を抱えたまま生きてきた。


小学生の頃から算数・数学が苦手だった。

高校では物理が選択科目で、迷わずパスした。

そのくせ没頭したものはラジコンやらバイクやら車といった”機械物”が全てだった。

中学時代に描いた夢は田宮模型に就職し開発部署へ行くことで、その為にお膝元の静岡大学の理系学部まで志望したが

当時の担任に

「数学が苦手な者には厳しいだろう」

と言われ、なるほどと

あっさり断念。

普通科の高校に入り、進路を更に現実に考える時期となると今度は大学の文系学部を目指すこととなる。

志望理由は、出版社に入りたくなった為。

愛読していたバイク雑誌の読者コーナーで口の悪い名物編集者が

「ウチは大卒しか採らないの!」

と言っていたのが引き金となった。

都内某私立大学の文学部日本文学科に入学し4年生となり就職活動の中で

希望するバイク雑誌何社かの編集部へ履歴書を送ってみたが全て書類で不採用。

仕方なく……ということでもないが、もう一つの特技?でもあった美術関連の都内販売会社に応募、内定。

その会社での職種でサービスマンという、自社販売のOA機器のメンテナンス担当部署があった。

「やはり自分は機械いじりが性に合ってるか………」

と迷わず選択。


それから35年間。

途中、新潟へのUターン転職もあったが脇目も振らずサービスマン一筋にやってきた。

その自分の軌跡自体に後悔は無い。

しかし……振り返ると

いつも胸の奥の何処かで

”物書きになりたい”

という願望が渦巻いていた気がする。

大学の日本文学科の同期達の多くが教師という職業を志願する中で、一番仲の良かったクラスメイトが卒業後コピーライターとなり。

後に独立し、個人事務所まで立ち上げたと聞いた時は心から祝福したものだった。


………私がブログを書き続けているのも

そうした”物書き”を生業とされる方々への羨望と同時に

自らの”文学への憧憬”の燻りを現すものなのかもしれない。


とまあ、タイソウな前置きとなってしまいましたが(笑)皆様へご報告です。

今後は読み切りの短編を中心に

恥ずかしながら自作小説を不定期にUPさせて頂きます。

愚作であるのは承知の上で、まずは”書き続けること”を目標とするつもりです。