我が
フライト・エリアの山も
新緑と藤の花で化粧される季節となった


離着陸用の原っぱには
草花が生息し

先に見える
霊峰・八海山の雪消えが進む

雨のパラつく天候
やはり
電気を使わずとも飛べる機体を

ゴム動力機(スチレン翼)の出番
我が師匠オリジナル機 「ノーシン号」

主翼長300㎜ 程度の小さな機体を
怪しく曇る天空へ向けて
放つ

アメリカ製 4 , 8 ㎜ TAN 2 ゴム ( 競技用 ) は
ロケットに近い垂直上昇を機体に促し
突き抜けさせ
瞬く間に
高々度を獲得
巻き込んだゴムが
全てほどけ終わる頃
最高点に達し滞空(滑空)開始
デサマ(自動降下装置)は切ってあった
その為
大きくなく適度なサーマルに乗り続けることを願う
降下を始める
ゆっくりと静かに
そしてピタリと安定させながら
地上への帰路につく
まるで
操縦されているかの様に

良くセッティングされたフリー機は
強風の吹かない限り
何十回フライトさせても
想定内の場所へと帰還できる

フライヤーも
機体も
本当の意味で自由な空を満喫できる

それがフリーフライト機
まさに文字通りだ