私の毎年、必ず欠かさず行っているMYクリスマスイベントがあります。
いつもは24・25日は仕事の場合が多い為23日に行っていますが、今年は日周りが良く。
本日24日クリスマスイブに行えました。
その行事とは…………
冬の大自然の中。
できればモミの木や杉などの針葉樹の森で、ドイツ伝統クリスマス菓子である「シュトレン」を頂くことです。

皆さんは、クリスマスツリーの発祥の地はドイツであることを御存じですか?
文献によると、太古のゲルマン民族はモミの木を崇拝の対象としていたそうです。
「モミの木」という歌がありますが、こちらもドイツ民謡です。
詞の内容も「真夏でも、雪に凍える冬でも変わらず。いつも青々とした緑の葉を茂らせる、おまえは何と誠実なのだ!」と、モミの木の針葉樹としての生命力を讃えるものとなっています。
当時のローマ教皇がキリスト教を布教しようとしても、頑固なゲルマン人達はなかなか受け入れようとしませんでした。
そこで教皇が考えついたのが、彼らの崇拝するモミの木を利用し「クリスマスツリー」としてキリスト教と併合することだったのでした。
それが今日のクリスマスツリーの始まりだった様子です。
私のドイツかぶれは先日御説明したばかりですが、私自身も。
この、ドイツ人の大自然を賛美する国民性に深い共感を持ちます。
彼らにとってクリスマスとは。
キリスト教を信仰する以前からの大自然への畏怖と感謝を示す、冬至の祭りだったのです。

幸いにも。
私の住まう環境は、本場ドイツ人にも公認された大自然に恵まれています。

…………この地に生まれ育った私のクリスマスも。
幼い頃から常に大量の雪と、この針葉樹の森に囲まれたクリスマスでした。
高校を出て上京し、何年も経験した都会のクリスマスも実は大好きです。
御客先から帰社する時に通った、夜の銀座中央通り。
オフィスのあった恵比寿にあるガーデンプレイス。
表参道。
渋谷の宮益坂。
etc.
あの、華やかな賑わいやイルミネーション、都内の全てがキラキラしていて大好きでした。
良い思い出も、たくさん出来ました。
でも、新潟へUターンし。
再び「万年ホワイト・クリスマス」を味わえる環境に戻った時。
ノスタルジーな感覚が蘇ったと同時に。
私の中に「モミの木を崇拝するゲルマン民族」に近い思いが芽生えたのです。
ドイツのクリスマスケーキとも言われるシュトレン。
日本のクリスマス・デコレーションケーキと違い外見も地味ですが、中にギッシリ詰まったドライフルーツやナッツ。
実はこれも意味を持っています。
ゲルマン人を始め、太古のヨーロッバ民族は大自然への畏怖と感謝の気持ちを大切にし、年の終わり=冬を迎える季節になると。
その年の農作物や家畜、その他大自然からの恵みに感謝し、新しい年への豊穣を祈願していました。
シュトレンに詰め込まれたフルーツやナッツにも、そうした太古からの人々の思いが受け継がれているのです。
…………私も、そうしたゲルマン人=ドイツ人の思いというものにあやかり。
この年の恵みに感謝し。
来る年の幸運を願いつつ。
大自然の森の中でシュトレンをクリスマスに食すことにしたのです。
例年では。
長岡市にあるインポート・マート「カルディ」にて、ドイツ輸入品のオーベル社(ケルン市)クリスト・シュトレンを買っていました⬇
ですが、今年は。
国産シュトレンにしてみました。
まずは新潟県内、長岡市のドイツ菓子「ブルグ」さんのシュトレン。

ドイツ菓子専門店だけあって、本場の製法を守っています。

シュトレンには大きく二種類あって。
このように楕円形で、貝殻を少しずらしたような形の物と。
この他に棒状で、横から見ると山型の形になる物があります。

ブルグさんのマイスターが、一つ一つ丁寧に焼き上げた手作り感溢れるシュトレン。
ドライフルーツ、干しぶどうも大粒です!

雪山の森の中でシュトレンを食べると。
清々しい雪の風味と…………木々達からの大自然パワーも一緒に頂けるので。
格別なんです!
これは、クリスマスの時期でないと決して味わえない贅沢ですね。

…………場所は変わって、ここは。
あちらこちらにモミの木の立ち並ぶ公園。

楕円形シュトレンと中身は一緒ですが、表面が一段と固く焼かれていて香ばしさを感じます。
こちらもモミの木と、時折降って来る雪の風味と合わせて食べると…………一段と美味しい!
シュトレンを生み出したドイツ人。
お菓子にまで大自然をリンクさせる技を持っているんですね。
改めてリスペクトです!!
Vielen Dank, Deutschland !!!!
Und Frohe Weihnachten !!!!!!!!
(本当にありがとうドイツ!そしてメリー・クリスマス!!)






