今朝も11月に初雪の降り積もった日と同じグランドにて、スチレン翼フリー機の飛行実験を行いました。
天候は、大粒の湿った雪がひっきりなしに舞い降りる降雪です。


先日もお話ししました通り、私のフライトは大自然への挑戦も伴っています。
また、実機では出来ないことを行えるのが、模型機のアドバンテージです。
実機では欠航するような状況下でも、どこまで飛行を成し遂げることが可能か…………私は探究してみたいのです。



今日の機体は全スチロール製センチュリオングライダーと、HARIMA 設計エンテ型ライトプレーンです。

まずはセンチュリオン。
ハンドランチとはいえ、バルサ製ハンドランチグライダー程の力まかせの投げはできませんので、獲得高度はさほど取れないですが。
降雪時でも安定感を失いません。
こうしたコンディションではサーマルの発生は期待できませんが。
これまで何度か雪中フライトを行った経験上、降雪時でも「機体を浮かせてくれる何かしらの正体不明の風」が発生している様子が確認できています。
…………私は、その「雪中風」の実態を把握すべく探究を続けています。
今朝は10回のフライトともセンチュリオン、雪面に無事帰還です。

次に、エンテ型ライトプレーン。
こちらはゴム動力機ですので、上昇も楽です。
今日もかなり大粒の降雪の中、ものともしない上昇です。
…………本来ならば、主・尾翼のみならずプロペラなど回転翼にも。
雪という固形物の影響は少なからず受けてしまうのではと、空力的にも流体力学的にも懸念されて然りと考えられるのですが。
こうして実際に飛行させてみても、その実態は詳しくはわかりません。
降雪時だからと言って、極端に飛行性能は落ちているとは感じとれないからです。
ゴム動力が解けて、滑空状態のエンテ型ライトプレーン。
この水平姿勢が、安定感を物語っています。

…………こちらも、計10回の飛行を無事に終えて帰還したエンテ型ライトプレーン。

解明されていない謎を解くには、更なる飛行実験を繰り返す必要があります。
また、機体そのもののみにフォーカスするのもナンセンスです。
最も知るべきカギ…………それは大自然の中にあります。
私には、知らなければならないことが山ほどあるのです。

場合によっては、流体力学プロフェッサーであるドイツの友人にも訊ねることもあることでしょう。