…………一週間前、私自身の航空記念日の夜。
久々に映画「翼よ、あれがパリの灯だ」のDVDを見ました。
写真のモニターの前に置いてあるのは。
10年前の私の誕生日に妻がプレゼントしてくれた、紙飛行機(White wIngs)のライアンNYP「スピリットオブセントルイス号」=チャールズ・リンドバーグ操縦により世界で初めて大西洋横断飛行を成し遂げた機体=です。
飾るだけでなく、ちゃんと今でも飛ばすこともできる立派な「機体」です。
この画面に映っている複葉機は、スピリットオブセントルイス号に乗る以前、リンドバーグが郵便配達飛行を仕事として行っていた頃の愛機です。
あまりにボロボロな機体で、ローカル空港の係員のおじさんに「新しいのを買ってもらえ」と勧められたりします。
しかしリンドバーグは、どんな悪天候でも。
この愛機で大空へと立ち向かっていました。
私はもう一つ「ライト・スタッフ」という同じく航空ドキュメント映画が大好きで、こちらには世界初・超音速飛行を成し遂げたチャールズ「チャック」イェーガー操縦のベルXー1ロケット機のエピソードが描かれています。
奇遇なことに。
リンドバーグもイェーガーも、同じ「チャールズ」というファーストネームです。
そして、この二人のチャールズの共通の功績は「絶対不可能」「必ず命を落とす」と言われていたことを覆し、成し遂げた点です。
その勇気も去ることながら「必ず成し遂げてみせる!」という執念・強い意志。
人並み以上に「自分を信じる」姿勢。
一パイロットとしてのみならず、私が人間として憧れ、讃え。
目標としたくなる二人のチャールズです。
私自身、時として自分を信じられなくなったり。
目標を見失い、無気力になった時。
空を見上げ、模型航空機を飛ばすことにより元気を取り戻す術を身に付けられたのも。
この二人のチャールズが私を空へと導いてくれたおかげと言っても過言ではありません。
16年前に、私が人生初の模型航空操縦を成し遂げる前。
それまで私とともに幼少時代から過ごしてきた仲間達にさえ「指導者無しで、ましてや2チャンネルの電動ラジコン機など、まともに飛ばせるわけは無い」と言われていました。
私の成功を信じる者など、誰も居なかった。
しかし、それでも私は自分自身とファイヤーバード201を強く信じて単独初飛行に挑み。
そして成功を成し遂げました。
自分は決して間違っていなかったと。
可能性は存在し、広がっていると。
模型航空は私に自信と勇気と、人生の新たな夢を与えてくれました。
それほどまでに、私にとって模型航空とは。
どこまでも惹き付ける魔力であり、エネルギーであり続けています。
挑戦し続ける目標であり続けています。
