

…………この冬は、未曾有の少雪でした。
ここ只見線沿線の郷、大白川でも。
4月上旬にしては残雪は少なく、このくらいです。

とても穏やかで。
暖かな朝を迎えていました。

昔から。
私が春を迎えるにあたって楽しみにしていたことの一つが…………
郷の川に流れ始める雪融け水を眺めることでした。
四季を通じて比べても、水の勢いが最もあり。
そのゴウゴウとした音、そして何よりも。
その清らかなエメラルド色を。


この。
エメラルドの雪融け水の流れを眺めていると…………日常の様々なことも忘れ、文字通り心が洗われていくのです。
今朝、はっきりとわかりました。
このエメラルドを見る為に。
長く厳しい冬を越えて来れたのだと。
越えて行けるのだと。
これから、どんなに辛いことがあっても耐えて行けるのだと。
このエメラルドに包まれながら、私は……
この鉄道とともに生きて行くのだと。

<08:45 JR大白川~(旧・田子倉)只見駅間>
皆さん。
皆さんも是非…………
このエメラルドに心を休めにお出で下さい。
雪融け水の音色に、身を委ねながら。