2002年3月24日午後1時15分。 | 風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。


その軽やかさと勢い、風の如く。

その重きこと・染み渡ること、雪の如く。

その思慮深きこと、海の如く。

その志高きこと、空の如し。



そんなブログを目指して行きたい。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-120325_0811~01.jpg

……10年前の昨日。
ここで、私は人生初の「空中に浮く物の操作」=「ラジコン飛行機の操縦」を成功させました。
昨日は、いわば私の航空記念日でした。

その時飛ばしたのはこちらの電動パーク・プレーン「ファイヤーバード201」という機体です。
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-MA320003.jpg

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-MA320002.jpg

主翼の長さは75㎝。
重さは240g。

プロペラの回転数と左右方向の二つのみという簡易な操作方式。
180モーターと4,8Vバッテリーという決してパワフルではない動力でしたが、初飛行の時の私には巨大なエンジンの爆音にも聞こえました。


……それまで折り紙飛行機すらまともに飛ばしたことも無く、当時周りに指導者も見当たらなかった私はラジコン飛行機を飛ばす前に飛行機というものを一から知る必要がありました。
その為に私は自身に独自の訓練を課すことにしたのです。

その方法とは、入門向けの小さな発泡スチロール製ゴム動力フリーフライト機を組み立て、離陸から飛行・着陸までの行程を安全・確実に行うという訓練でした。
同時に機体の空中姿勢を目で追う訓練も兼ねました。
「これらが全て上手く行くようにならない限り、自分にラジコン飛行機を飛ばす資格はまだ無いのだ」と言い聞かせ、天候の許す限りほぼ毎日行いました。

……そして、天候や風力を考慮しながら満を持して迎えた2002年3月14日。
午後1時15分。
今年のように未だ残雪深いこの公園にて、私の人生初ラジコンフライトとなる機体ファイヤーバード201は、快晴の空へ飛び立ちました。

「離陸後最低5秒間は舵を絶対切らない」
「舵を切る時は微量で少しづつ」
「着陸は動力を少しづつ絞る」
正直、心臓はバクバクで指は震えましたが、この三つだけを頭に叩き込んでの集中したフライトを心がけて機体を目で追いました。
するとファイヤーバード201は、想像以上に私の思い通りに反応してくれました!
思った以上に高度を上げ、思った以上の速度で飛行する機体。今思えばこれほどゆっくりと安全に飛ぶ機体は無いというレベルですが、その時の私にはまるで音速の壁を突破しようとするかのようなダイナミックな飛行に感じました。
この日私は一つの壁を超えたのです。