・・・もう少し先のお話ですが、雪の季節はすぐそこまで来ています。
そうなると出来なくなることの一つに、山で飛ばすラジコン・グライダーがあります。
この機体は、7月の初飛行時に山で一時行方不明となり、同じ山岳ラジコン・グライダーのお仲間に危険を顧みず発見して頂いたものです。
あれ以来、一度同じ山で飛ばしてみたのですが、感想としては「この機体と馴染むには、もっと練習が必要だ」ということでした。
ただ、この機体を壊さず・失わずに安全な飛行テストを行うには、例の山では条件がハード過ぎると考えた私は、もっと風の弱く着陸地面がソフトな場所を選ぶことにしました。
「ただ、冬まで時間が無い!」
先週までは、フリーフライトの手投げグライダーに付きっきりで時間をとれなかった為、時間の空いた23日午前中に大急ぎ?でやって来たのがここです。
風はかなり弱く、長い時間空中に浮かせることはできませんが、地面は柔らかく、なだらかな斜面が広がり、機体の操作性・バランスなどをテストするには丁度良い山です。
昨日は中越地震発生の日でしたので、追悼の意味で飛行を控えたい気持ちもありましたが、如何せん冬は間近!
日を選んでいられませんでした。
谷から向かい風が吹き付ける頃合いを見計らって、機体をリリース。
最大の課題である、左右の舵(ラダー)の応答性を感じながらスムーズに目標地に着地させる・・・・・
そうしたテストを30回は繰り返して昨日は引き上げました。
まず大事なのは、機体と一体となることです。
・・・私が飛行テストを繰り返した場所の反対斜面にある、スキー・ジャンプ台(20M級スモール・ヒル)では、小学生ジャンパー達が練習していました。
ジャンプを始めたばかりと思われる低学年の子達もいて、そうした子達は台の手前より着地斜面(ランディング・バーン)の滑走から始めていました。
・・・私はこの子達のように自分で飛ばなくても良いので比べる由も無いのですが、ここに持って来たグライダーも未だうまく飛ばせる段階ではありません。
飛ぶことへの憧れと怖さ・・・・。
そうした意味では、この小さいが偉大なジャンパー達と同じ気持ちを共有できたかもしれない。
おこがましくも、そう感じた日でした。



