魚沼市の歴史②幕末 | 風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。


その軽やかさと勢い、風の如く。

その重きこと・染み渡ること、雪の如く。

その思慮深きこと、海の如く。

その志高きこと、空の如し。



そんなブログを目指して行きたい。

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これは、魚沼市内の市立図書館展示の「官軍の包み紙」です。

1868年、元号が明治に変わる直前。
旧幕府を薩長他新政府軍(官軍)からかばう勢力として、越後並びに東北各藩が結託した奥羽越列藩同盟が成立。
現新潟県魚沼市の小出島(旧:小出町)では、当地を治めていた会津軍と越後を攻める官軍の間で激しい市街戦が繰り広げられました(小出島の戦)。
幕末当時、北魚沼は越後でありながらお隣・福島の会津藩の統治下にあったのです。

TVなど歴史ドラマでは、近代的な武装力に勝り旧幕府軍を圧倒する官軍というのは、あまり良いイメージに描かれていないような気がするのは、私だけでしょうか。

この展示品の「包み紙」とは何を包んでいたかというと、官軍の兵士が小出の町人宅で休憩をとった際、家人に渡した御礼金を包んだ紙なのです。
紙には自らの身分と名前や在中の金額などが、どれも丁寧な文字で書かれています。
この展示の説明書きには「官軍は規律が厳しく、兵士達は皆礼儀正しかった」とあります。

身分制度が色濃く残っていただけでなく戦乱の中にありながら、民間人には手を上げなかった上、更には礼を尽くす事を忘れなかったという官軍兵士。
遠い南国から、明日をも知れぬ戦に駆り出されながらも「人間であろうとした」彼らの「義」の一面を、この魚沼市で知ることができます。