ロシア・ウクライナ戦争では、ほぼ全線に渡って、ロシアの攻勢が盛んだったが、秋になると、ロシア軍の攻勢が鈍化しているようだ。春は雪解けで大地が泥濘化するので、機械に勝るロシア軍の攻勢は鈍化する。秋は雨の影響で、同様にロシア軍の攻勢が鈍化する年がある。
リマン付近では、ウクライナ軍が大きく失地を回復した。リマンはドネツクの北100㎞の都市。

上の地図はロシア側情報機関Divgenのもの。2006/9/1以降、ウクライナ軍が失地を大きく回復したことがわかる。ただし、2026/9/1の地図ではリマン北部の広い部分がロシア支配になっているが、この時期、ウクライナ軍の攻勢が活発で、ロシア軍が支配しているとの評価には疑問の声が多かった。
9月中旬まで、ロシア軍は全線に渡って攻勢をかけていたが、特に、ロシア軍の進攻が大きかったのは、ハリコフ州ボルチャンスク、ドネツク州ドブロプリエ、ザポロージェ州オレホボ。また、ドネツク州コンスタンチノフカは解放後の地雷除去などの作業が進んでいた。こうした中、リマンとハリコフ州クピャンスクの状況は情報が錯そうしていた。
ウクライナの秋は短いので、今後、ロシア軍の攻勢が活発になる可能性が高い。