吉永千鶴子/著『チベット仏教』岩波新書(2026/6)
 
チベット仏教の歴史、ゲルグ派・二ンマ派などの宗派の説明、僧院での僧侶の生活、如来蔵思想と空に対する論争、チベット仏教と社会の関係、中華人民共和国のチベット占領以降、等々、チベット仏教に対する盛りだくさんな内容で、新書にしては、かなり専門的で高度な内容に感じた。巻末の参考文献も豊富で、これからチベット仏教を学ぼうとしている人には、有益な本だろう。このため、簡単に読める本ではない。