エマニュエル・トッド/著『西洋の敗北と日本の選択』文春新書(2025.9)
著者は社会学者(人類学者)で、2024年に文芸春秋社から出版された『西洋の敗北』はロシア・ウクライナ戦争での欧米諸国の問題を明らかにしたことで、大きな話題となった。本書は、ロシア・ウクライナ戦争に対する直接の記述は減って、米国の退潮、西欧の退潮と、これに追随する日本の政治姿勢を明らかにしている。
2023年から2025年に文芸春秋に掲載された著者の論文や対談をまとめたもの。
本書は、前書『西洋の敗北』に比べ容易に読めるが、いくつかの論文等をまとめたもののため統一性に若干欠ける気がした。
