“がん患者を惑わす「甘い言葉」とは?インチキ

医療で命を落とす前にできること”というタイト

ルの記事がでています。

https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/suzuki-katsumata-tsugawa?utm_term=.bwrmKM3bA#.ioqRqx83J

 

また、“先進医療っぽいボッタクリ療法の見破り方”

などというタイトルの記事もあります。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170707-00010002-agora-soci

 

小林麻央さんが受けていたらしい水素温熱風呂

を運営している某医療機関が無認可で臍帯血の

投与をしており厚労省から停止命令を受けたと

いう話が取り上げられて以来、この文脈の記事

をよく見かけるようになりました。

前者記事の内容中には

「3人に1人ががんで死ぬ」とされる時代、著名

であろうとそれを免れることはない、というの

は当然だ。

と記載されています。

後者の記事では先進医療とは研究段階にあるもの

で厚労省がお墨付きを与え、大学が推進している

ものという差別化を推奨しています。

 

これらは一見正論のように思われますが記事中で

ゴールデンスタンダートと謳うところの「標準治

療」や「先進医療」を行っても半数近くの人は助

からないということも事実です。

 

ここでいう標準治療とは保険診療と先進医療の事

をおそらく指していると考えられますが、これら

の「標準」治療を実施しても無効といわれた方、

「標準」治療には耐えられなかった方、あるいは

そもそも「標準」もしくは「先進」医療の対象と

ならなかった方々に対してはこの記事は何も積極

的な解を示していません。

すでに何度も指摘していることですが、厚労省が

認可している保険診療および先進医療には厳格な

制限条件が存在します。

極最近の広告記事には「先進医療に特化した」と

称する保険も散見されます。その価格が驚くほど

安価であることに驚かれた方もおられるでしょう。

でも、実際にがんになって厚労省の認可する先進

医療が適応される確率は極めて低いことは本広告

記事には記載されていません。それを勘案すると

逆にこの料金設定は高額であることがわかります。

 

世の中では何かにつけゴシップねたが流布すると

それに便乗した正論らしき論調が展開されます。

オールタナティブファクトを批判する側の話も

実はオールタナティブである可能性に注意すべき

と思います。

 

 

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