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CHOROQ COLLECTOR’S BLOG

発足から今年で33年目のチョロQコレクターズクラブ代表が綴るブログです。ここ数年はトミカとホットホィールにハマリ中。時々韓ドラとK-popネタやハワイネタも挟みます。

最近、チョロQの事を考える時間が以前に比べて少なくなったと思う。

何時も「チョロQ」が頭に浮かんで来ていたのは
いつの日だったろうか。
家族が増えた事で、自分の仕事や生活リズムが激変した事も大きな要因ではあるけど、
目や耳から入ってくる情報が殆ど無い事も大きい。

比較的チョロQコレクターが多く参加しているアメーバブログ。
更新の頻度が皆少なくなっているので、ブロガー達の間でも低迷気味な事も判る。



先日、売り場を縮小した上野の某有名玩具店を見てきた。
チョロQ関連商品、現在の売り場は1階にあり、
好待遇な方だけれどいまいちパッとしない感じだった。

置かれている物が新製品ばかりな為か、商品点数は少なめ。
でもこれが現行ラインナップだろう。

先日見た元Qショップのように、今でも赤い箱のスタンダードチョロQを陳列している
個人商店もまだまだ残っているが、定番として残っているのではなく、
単なる売れ残りの在庫だろう。
しかし、そこを敢えて在庫処分しない所は、個人商店にしか出来ない事であり、
チョロQファンの僕としても喜ばしく思い、居心地も良く何故か安堵を感じる。


そんな店があるかと思えば、先日妻が見つけた元Qショップらしき店では、
ワゴンの中のチョロQをつかみ取りでいくらみたいな感じで
投げ売りしていたらしい。


かつて、ミニチュアカ-専門店が、こぞってチョロQの取り扱いを始めた時期があった。

それまでチョロQの事など、馬鹿にはしないまでも、見向きもしなかったはずのに、
20周年直前あたりから、「今流行ってるみたいだしウチでも売れるかも」
とばかりに大量に仕入れ始めた。

ミニカ-屋がミニカ-の一種でもあるチョロQを取り扱う事は特に問題なかった。
メーカーとしても販売店増加は希望した事だと思う。
問題なのは、それを継続しなかった事だ。

ジャンジャン店頭に特注品等を並べて短期間で売りまくり、
売れなくなったら激安価格で叩き売って、「やっぱチョロQなんかダメだ」
とばかりにワゴンセールで即撤去。

当時チョロQを売り始めたミニカ-専門店の中に、
現在でも普通にチョロQを扱っている店が今はあるのだろうか?


商売人の気持ちも経営上の事も解る。
解るけど、それと同時に僕は20年来のチョロQコレクターでもある。
その自分が、チョロQはそんな乱売で人から飽きられたと考えてもおかしくはない。
勿論それが原因の全てとは言わないし、他にも要因はたくさんあると思う。

まりもだのたこ焼きだの寿司だのゴルフボールだのと、
何でもチョロQにしてしまうのも良し悪し。
玩具としては楽しいが、車好きからは敬遠される。

こういう特注チョロQが発売された時期には、
奇しくも当時のタカラ(BHのりもの課)はパロディ路線を無くし、
主に競技車両中心のリアル志向で展開していた。

究極のコレクターであれば、どちらも買わざるを得ない。
いや無理に買わざるを得なかったのはパロディ物だった事だろう。
コレクターの性なのか、欲しくなくても義務感で買っていた時期もあるくらいだ。


以前「チョロQになれなかったタカラのプルバック」と題して、
プルバックメカを搭載したボール等を数点紹介した事があったけど、
「チョロQになれなかった」というより、
当時でも「チョロQにはしたくなかった」のかもしれない。

チョロQコレクションは、豊富なバリエーションで展開しているものを
少しずつ集めて行く事に醍醐味を感じる物だが、
次から次へと安易な発想で作られては、コレクターから
「また変な物出したよ・・・」などと思われても、それはしょうがない事だ。

20周年の頃、ヴェルファーレに集まったコレクター達は、
今はどうしているのだろう・・・・

かつて高額で売買されていた限定品や抽プレ品も手に入り安くなった今、
永年続けているコレクターも、まだまだこれからの初心者も、
集めやすい良い環境になってきたんじゃないかなとは思う。

人が買わなくなった時がむしろ買い時だ。
そう思って格安の建設隊全種類を探しているが、なかなか格安では出ないようで。

古い物でも僕が欲しい物は、どれもいまだに高額で取引される物ばかりで、
現在も未入手のまま。

そろそろ潮時かな・・・

その後は僕のブースにもやっと人が集まり始め、少し賑やかになってきた。

そしてまた、見た事のある顔が・・・・

「どうも!」

「ああ、ご無沙汰してます」

やはり横浜のカレリアで知り合った、トミカコレクターのIさんが来た。
基本的にはトミカ収集家だが、チョロQのスカイラインGTRにも着手したらしい。

スターウォーズにも造詣が深い彼には、
本来の目的はチョロQでは無かったかもしれないが、
これを機会に連絡を取り合えるようになった。

彼は、コンタックで知られる製薬会社グラクソ・スミスクラインの社員。
コンタックさんのフィギュアが流行りだした時にはお世話になったものだ。



続いて顔を見せたのが、下北沢のライバル第1号のK先生だ。

「見つけましたよ~」

「うわっ見つかった!」

「何をこんなに並べて売ってんですか!」

「いやいや先生の欲しいもんなんか無いから」

「ありますよコレとかコレとか・・・」

「あぁそれは全部売約済み(笑)」

「えぇっ?じゃあ何でここに置いてあんの?」

「ウソですよウソウソ、欲しいのあるんすか?しょうがないから売ってやるかな」

「なっっ(怒)・・・しょうがないなぁ、
そこまで言うなら買ってあげますよ!」



下北沢界隈のチョロQを取り合ったかつてのライバルも、
その後はお互いに情報交換や代理購入をしあう仲間となり、
いつしかチョロQでつながる親友の1人となっていた。


この日知り合った新たなコレクターは20数人と、予想を上回る数で、
チョロQはこれからまだまだ広がるという実感を得た。

その後も連絡を取り合うようになった人は半分にも満たないが、
その殆どがコレクターズクラブに賛同してくれた。
活動内容はまだ何もないが、横浜の老舗トイイベントでは見かけない
チョロQ収集家同士が交流を持つきっかけになった事は、
個人的には良かったと思う。


初開催のWCC、来場者数は1000人に満たなかったようだが、
ステージイベントなどもあり、他のトイ系イベントに引けを取らない程
盛況には見えたが、実際にはどうだったのだろう。

僕の売上も、当時の月給とほぼ同額、チョロQの売上が約半分を占め、
ある程度手応えを感じた僕は、2回目以降のWCCでは
出店ディーラー名を「QQQ(サンキュー)パック」に変更して、
チョロQを中心に出店しつづけたが、5回目以降は別の形で参加する事となる。

そこからの話はまたいつか。


午後にもなると、下から上がってきた来場者が
続々と僕のブースを覗き込むようになってきた。

チョロQだけでは少々不安だったので、不要な合金玩具やミクロマン、
キャラクター系プラモデルも段ボール1箱持ってきていた事も幸いし、
少しだけ賑やかになってきた。


そんな中、夜な夜なミクロマンやビーストウォーズの話で盛り上がるDさんも現れた。
Dさんも出店者の1人だった。

Dさんは、僕のテーブルの上に並べられた後期のミクロマンを

「はいこれ、はいこれも、これも・・・」

と言いながらより分けている。

「これ全部買うから取り置きしといてね」

トランスフォーマ-のメガトロンの原型となったガンロボやデスマルクなど、
珍品だけを抜いて去って行った。これも友達価格になってしまうのだろうか・・・
まあその時は、何かチョロQの掘り出し物をまわしてもらおう。

そうこうしているうちに、やっと「僕の客」が来始めた。

大汗をかきながらテーブルの前をゆらゆらとする大柄の男。
見た目はまるで柔道家のようだ。

「すいません、チョロQ取り置きって出来ます?」

「いいけどどれを?」

「いやちょっといっぱいありすぎるんで・・・」


「あぁでも今日中に買うんですか?」

「現金が足りないんで今日はちょっと無理なんですけど・・・」

「え~と・・・まあ、じゃあ売れ残ったらって事で・・・あそうだ、
  今これ募集してるから書いて下さい。チョロQ集めてる人と連絡とりたいんで」



結局彼はこの日は何も買わなかったが、最初の1人がこれで決まった。
彼はS氏。下北沢の強力なライバルの1人でもあり、
後にチョロQ大図鑑編集に関わる協力者の1人となる。


続く。
それからまた少し経つと、

「いょぅ!来たよ来たよ~」

と大きな声でヒゲメガネさんが近づいて来た。
横浜本牧のトヨタ・カレリアで知り合った、I意匠計画室デザイナーのKさんだ。

「うぉ~なかなかいいのたくさんあるじゃん!
いっぱい買うから友達価格で頼むよ~(笑)」


こういう人を待っていた。
僕の中では比較的希少価値も高く、価格も4000円と
高額にしていたハデハデチョロQ3のスバル360、
開場から1時間半で半額で買われてしまい、目玉も少なくはなったが、
彼にはA品番を中心に各種購入してもらえたお陰で、出店料をペイする事が出来た。

ちなみに彼は、チョロQのデカールカスタムをまだ誰もやっていない頃に
独自の技術で見事なカスタムチョロQを創作し、周囲を驚愕させていた。
(※チョロQ大図鑑3・P101,102参照)


今回のWCCでは、チョロQコレクターズクラブのメンバー募集も
同時に行っていたので、購入してくれた人や、興味深く見てくれた人には
ディティールアップコンテストの投票とアンケートに合わせ
入会希望者を募っていた。

Kさんにも早速記入してもらい、カスタム品に対するご意見も訊いてみた。

「どうですかこれ?」

「おお~みんな上手いじゃな~い!これ誰が造ったの?」

「いやいろんな人ですけどね、Kさんの造ったのには勝てないすよ」

「そ~んな事ないよ~僕のなんかまだまだ(笑)」

などと謙遜するが、実際Kさんのカスタム作品は、
当時はどうやって造ったのか判らないほど精巧且つ緻密な物だった。

続く。
知人に2階を見に行ってもらうと、
アンケート抽選会場が一番盛り上がっているという。

ハズブロー・ジャパンの協賛品として提供された、例の日本未発売レイアだ。

そのプリンセスレイア、実は既に僕は持っていた。
スターウォーズ3部作のDVDを購入した時に封入されていた
キャンペーンハガキを応募した所、何故か見事当選してしまった。
そのレイアを下の会場では争奪戦になっているという。


それから数分後、僕のテーブルの前で足を止める人がやっと来たと思ったら、
CCCのY氏とT氏だった。

「いやぁ何か暇そうだねえ(笑)」

「まだ何にも売れてないす(笑)」

「そうそう、これ持って来たよ」

と言って出されたのは、改造コンテスト展示用のチョロQと、
80年代のチョロQショップ店員が着用していた
チョロQのロゴ入りエプロン(※)だった。

「これ着てやれば(笑)当時のQショップのエプロンだよ」

「おぉいいねぇこれ! ありがとうございます!」

T氏もR32をベースにカスタマイズした物を持って来てくれた。
とりあえずこれで9台。これだけ揃えばいいだろう。

そんな、仲間内だけで話していると、
テーブルの前で足を止める人が少しずつ出て来た。


「いらっしゃいませ!」

「ちょっと探してる物があるんですけど・・・」

「何でしょう?」

「何かミニクーパーの形してるんですけどバンみたいなタイプで・・・」

「あ~ぁそれは無いです(笑)。それはねぇ、なかなか見つからないよ」

「えぇ、そうなんですか?」


彼が探しているのはミニ・タイプⅡだった。
これは流石に僕も一つしか持っていない。しかも銀色で状態の良くないサービスカーだ。
最初のお客さんが、かなり厳しい探し物を求めて来たので、出鼻を挫かれた気分だ。

A品番初期物はいろいろ揃ってはいるが、DEFGあたりは品薄。
ミニタイプⅡやシュビムワーゲンも、ほとんど見かける事はない。
やはり皆探しているところは同じなのだろうか。


続く。

(※)忙しくて画像の用意が出来ませんでした。