ハワイには幾つもの島がありますね。
まず商業の中心となっているのがオアフ島ですが、
一番新しくて最も大きく、現在も火山が活動している島はハワイ島です。
この島がまた、僕の中に眠っていたネイチャーワールドを奮い起こしました。
ハワイ島にはコーヒーで有名なコナコーストというリゾート地と、
のんびりとしたヒロという街があり、その間にナアレフやワイメアなどの
小さな街がいくつもあります。
島の中心には、マウナ・ケアとマウナ・ロアという2つの大きな山があり、
マウナ・ロア側に近いキラウエアボルケーノは活火山として有名です。
マウナ・ケアには、世界でも3ヶ所しかない好条件の天体観測地があり、
世界最大の日本の大型赤外線望遠鏡「すばる」もあります。
地球上で最も大気が澄んだ場所の一つです。
キラウエア火山に存在する古い噴火口のそばに立つだけで、
地面から感じる熱と煙から「地球が生きている」事を感じ取る事が出来るのです。
そしてその大きなクレーター、僕はあれほど大きな穴を見たことがないので
自分が立っている場所が、地球という惑星の一つなんだと実感しました。
広い太平洋の中に、ぽつんと存在するハワイ諸島にのみ生息する、
固有の動植物にも魅了されます。
南国の島とはいえ、場所によっては肌寒く感じる時もありますが、
オアフ島とは違う、生命を感じるハワイが、Bigislandにはあるのです。
ハワイ島で、まだ僕が行った事の無い場所の一つにホノカア(honokaa)
という所があります。
行った事も無いのに、以前から何故か気になっていました。
子供が産まれる時、名前を「ほのか」にしようと思った程気になっているのです。
誰かから話を聞いた訳でも無く、本で写真を見た訳でも無い。
自分でも何がこれほど気になるのか解らないので、
一度行って確認したいと思っていたら、何か近日「ホノカアボーイ」いう、
ハワイ島ホノカアの街を舞台にした映画が公開されるとか。
調べると、原作本があるらしく、これは早く読まねばという事で、入手しました。
今から読んでみます。
ウミガメがプカプカと海面から顔を出すのを見ているだけで何時間でも過ごせる。
僕にとってのBigislandはこんな所です。