30周年を目前にしていながらチョロQは今、風前の灯火です。
今週は、またこの問題について少しだけ考えながら、
推測を含む僕の意見と希望を、日曜まで毎日少しずつ、
勝手に語らせて頂きます。
その間に御意見・御感想・反論等ありましたら、随時どうぞ。
1・冬の時代:衰退と復活
みなさんも感じていると思いますが、
現在チョロQは非常に寂しい状況におかれています。
20年前にも厳しい状況はあったと思うけど、
あの頃と今は事情が違った事でしょう。
80年代中盤以降、いろいろなシリーズで展開してきたチョロQですが、
この辺りから、子供達のチョロQ離れが始まります。

販売個数が激減したチョロQに、開発陣は試行錯誤を繰り返し
HG(ハイグレード)を生み出しました。
この旧モデルのHG化により購買層も拡大した事でしょう。
子供だけじゃ無く当時のカーマニアも注目したはずです。
その後コルベットインディやエスカルゴといった
新金型の物も登場しました。

しかし最盛期ほど盛り上がる事もなく、最初の10年目を迎えたと思います。
そして90年代に入ると、HGに新シリーズが加わります。
現在も人気が衰えないニッサンスカイラインGTR(BNR32)や
ホンダNSXなどの国産GT・スポーツカー、
フェラーリF40やランボルギーニディアブロなどの
外国製スーパースポーツカーなど、最新マシンを取り入れた事で
また新たな火が点灯しました。
一昔前の全盛期とはまた違った形で、チョロQは再生したようです。

ただ子供達の遊びの幅が広がったこの時代、
チョロQがそれ程売れた訳ではなく、ミニ四駆やハイパーヨーヨー、
セガサターンやプレステなど、勢いのある物や流行には
勝てなかったと思います。
しかし、その完成度の高さに大人のマニアが再注目。
ファン層をあらためて拡大したようです。
とはいえ、「チョロQ大図鑑」が書店に並ぶまでは、
それほど広がらなかったんじゃないかな。
小学生当時にチョロQで遊んでいた人が
偶然書店でチョロQ大図鑑を見つけて、
「あっチョロQの本だ!スゲー懐かしいっ!」
ここからチョロQを再開した人もいると聞いています。
子供が遊ばなくなっても、大人のコレクターを味方につけた事で
新たな展開も期待され始めます。