こうした薬の副作用の場合、眠ることを期待してのんだわけではないので、起こる症状になります。
薬を飲んだときに現れる、本来の目的以外の作用が薬の副作用なので、非常に怖いものであることに違いはありません。
そのため、薬を飲む時にいちばん気になるのが、どんな薬の副作用があるのかということになります。
この場合の眠気は薬の副作用ではなく、主作用であり、要するに効き目ということになります。
薬の副作用は、薬を飲んだ時、本来は目的としない作用があらわれるということであり、それこそが副作用なのです。
例えば、カゼ薬をのんだら眠くなったなどは、誰もが感じる薬の副作用の一つになります。
残念なことは、薬の副作用が絶対ないという薬は、今のところないということで、これは如何ともしがたいことです。
薬は血液といっしょに全身を回るので、必要のないところにも働きかけることから、薬の副作用として現れるのです。
結果、薬の副作用が起きることがあり、予想以上に薬が強く作用して副作用をひきおこすこともよくあります。
普通、薬の副作用というと、予想しないような作用が現れる場合と、予想した強く作用してしまう場合があります。
薬を飲む時は、何より、薬の副作用を理解したうえで、薬を正しく使うようにしないといけません。
正しい薬の副作用に対する知識をもつことで、よりよい治療が進められるようになるわけです。
基本的に、薬の副作用の起こり方や現れ方は、一人ひとり微妙に違いわけで、一様ではありません。
これは、個人の体の状態や体質が、薬の副作用のおこりやすさと関係しているからでしょう。