4連休も終わり、9月も残りわずかです。朝晩はかなり涼しくなり、秋らしくなってきましたね。何とかよいかたちで締めくくって、10月につなげていきたいものです。本日(27日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(10月4日)は、営業する予定であります。
当店では、来ていただいたみなさまには、間隔を空けて座っていただき、アルコール消毒にもご協力いただいています。また、普段は入口横の換気扇を回していますが、人数が多めになった場合には(客足が鈍っているので滅多になりませんが・・・)、奥も含めて2ヶ所の換気扇を回すようにしています。
連休中は各地で人出が多かったようですね。当店のある豊田では、人通りは普段と変わらず、もしくは少なかったくらいですが(まあ、観光スポットも皆無ですからね・・・)、連休ならではの出来事として、当店の店名の由来でもあるジャズ・トランぺッター、CHET BAKER(チェット・ベイカー)の大ファンの方が訪ねて来てくれました。普段からインスタグラムを通じて交流があったものの、実際にお目にかかったのは初めてでしたが、久しぶりに筋金入り(笑)のファンの方と話ができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。連休明けからは再び厳しい日常に戻っていますが、変わらずに応援してくださるみなさまには心から感謝しています。今後とも、よろしくお願いします。
というわけで、恒例のCHET BAKERのアルバム紹介をしてみたいと思います。今回の盤は、なかなか興味深い音源が揃った編集盤であります。
AUTUMN IN NEW YORK / CHET BAKER / JAZZ TIME
1959~75年にかけて吹き込まれた様々な音源を寄せ集めた編集盤ですが、なかなか興味深い内容になっています。前半は、1975年、南フランスのニースで開催されたジャズ・フェス、LA GRANDE PARADE DU JAZZにおけるライヴ録音で、メンバーは、CHET BAKER(トランペット)、BOB MOVER(アルト・サックス)、LARRY RIDLEY(ベース)、DAVID LEE(ドラムス)による、ピアノレス・カルテット編成であります。「DEAR OLD STOCKHOLM」、「MR. B」、「STELLA BY STARLIGHT」の3曲を演奏していますが、和音を提供するべきピアノがいないため、音的に余白が多く、演奏者の自由度が高くなっています。ピアノレス・カルテット編成というと、1950年代前半、GERRY MULLIGAN(バリトン・サックス)とCHET BAKERがフロントを務めて高い人気を誇ったGERRY MULLIGAN QUARTETを連想しますが、本作のメンバーには、残念ながら、そこまでの一体感はありません。CHET自身の調子もいまひとつですし、それなりにまとまっているMOVERとの掛け合いにもあまり深みはなく、リズム隊は淡々と刻むのみです。本来、このジャズ・フェスにMOVERが出演する予定はなかったそうで、CHETが出演していると知ったMOVERが招かれてもいないのにヒッチハイク(笑)をしながら訪ねて来て、勝手にステージに上がって加わったそうです。共演経験のある友人とはいえ、強引というか、自由というか・・・。本作の後半は、大親友、JACQUES PELZER(アルト・サックス、フルート)や、旧友、RENE URTREGER(ピアノ)も参加した「ISN’T IT ROMANTIC」(1963年)、旧友、LEE KONITZ(アルト・サックス)や、当時は若手だったKEITH JARRETT(ピアノ)の参加が目を惹く「DONNA LEE」(1974年)、ドイツのラジオ放送用録音でオーケストラと共演した「AUTUMN IN NEW YORK」(1959年)の3曲が収録されています。録音年代がバラバラなので、アルバム全体のまとまりはないのですが、なかなか興味深い音源が揃っていて、聴き応えはありますよ。
本当に厳しい日々が続きますが、応援してくださるみなさま、ありがとうございます。今後とも、よろしくお願いします。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107
