1月も最終週になりました。年明けから、いまひとつ活気のないままですが、そろそろ流れが変わってほしいものです。関東地方は明日の夜から荒天の予報になっていますが、大雪は勘弁してほしいですね。
本日(26日)は、日曜日ですが当店は営業致します。現在は雨が降っていますが、午後には上がりそうです。お時間がございましたら、一息つきに来ませんか? お待ちしております。なお、来週の日曜日(2月2日)も、営業する予定であります。普段は隔週日曜日にお休みをいただくパターンが多いですが、来週は午後に料飲組合の会合があるため、そのまま店も営業する予定です。
さて、恒例のアルバム紹介です。今回の盤は、CHET BAKERの1950年代~70年代にかけての様々な音源を集めた1枚で、レアな音源も収録されています。
ISN’T IT ROMANTIC? / CHET BAKER / JAZZ HOUR
CHET BAKERの様々な音源を集めた編集盤ですが、最も古い録音は1956年のヨーロッパ・ツアー、新しい録音は1978年のレギュラー・カルテットということで、録音期間に20年以上の開きがあるので、アルバム全体の統一感は皆無です。収録曲では、まず冒頭の「PORGY AND BESS」が目を惹きます。GERSHWINによる有名なオペラ作品で、中でも第1幕の「SUMMERTIME」は、多くのミュージシャンたちに取り上げられ、時代を超えたスタンダード曲として親しまれています。本作では、「PORGY AND BESS (suite)」として、いくつかの曲を繋いで10分近い演奏になっています。CHET(トランペット)、GEORGE ARVANITAS(ピアノ)、GUY PERDERSON(ベース)、DANIEL HUMAIR(ドラムス)によるカルテット編成で、1963~64年の録音と書いてありますが、年代はかなり怪しいです。タイトル曲「ISN’T IT ROMANTIC?」とヴォーカル曲「TIME AFTER TIME」は、CHET(トランペット、ヴォーカル)、大親友のJACQUES PELZER(フルート、アルト・サックス)をフロントに、RENE URTREGER(ピアノ)、LUIGI TRUSSARDI(ベース)、FRANCO MANZECCHI(ドラムス)によるリズム隊を加えたクインテット編成で、1963年のテレビ放送用スタジオ・セッションです。「DONNA LEE」、「LOVER MAN」の2曲は非常に珍しいメンバーによる吹き込みで、CHET(トランペット)、LEE KONITZ(アルト・サックス)をフロントに、KEITH JARRETT(ピアノ)、CHARLIE HADEN(ベース)、BEAVER HARRIS(ドラムス)による強力なリズム隊を加えたクインテット編成で、1974年の録音です。主張の強すぎるJARRETTのピアノは、控えめで繊細なピアノを好むCHETとの相性は最悪ですが、若さに任せて我が道を行くJARRETTの演奏は、聴いていてスリリングでもあります。ラストの2曲、「AUTUMN IN NEW YORK」、「MARILYN」は、ドイツのオーケストラと共演した1959年の録音です。というように、様々な音源を寄せ集めた編集盤ではありますが、なかなかレアな曲も収録されていたりして、興味深い1枚でありますよ。
みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107
