Bar BAKER お気に入り盤紹介261。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

3月も中旬に入ろうとしています。今月は雨も多いせいか、残念ながら活気のない日々が続いていますが、そろそろ流れが変わってほしいものです。本日(10日)は、日曜日ですが当店は営業致します。夜遅い時間帯の天気が心配ではありますが、お時間がございましたら、一息つきに来ませんか? お待ちしております。なお、来週の日曜日(17日)は、お休みをいただく予定であります。

 

さて、今回はCHET BAKERへ捧げられたアルバムを紹介してみたいと思います。今回の盤は、CHETの音楽精神を引き継ぐバンドによる素敵なスタンダード集です。

 

 

「JAZZ LOVE NOTES ALBUM」 (temca)

 

晩年のCHETと親交のあったヒロ川島(トランペット)さんをリーダーに、井上真紀(ヴォーカル)さん、田辺充邦(ギター)さん、松本雄二(ベース)さん、ソミー正和(ドラムス)さんによるバンド、LOVE NOTES(ラブ・ノーツ)によるアルバムで、1998~99年の録音であります。1999年、CHET BAKER生誕70周年を記念して、テレビの深夜枠で「JAZZ LOVE NOTES」という番組が半年間、放映されました。毎回1曲、スタンダード曲を取り上げ、LOVE NOTESの演奏の様子とともに歌詞の字幕が流れるという構成で、全編モノクロで統一されたスタイリッシュな映像美も素敵でした。本作は、この番組を再構成してアルバムとしてまとめたもので、映像も含めて楽しめるDVDアルバムになっています。テレビ放送時のオープニングで「CHETに捧ぐ」という字幕とともに流れていた「LOVE NOTES OPENING THEME」は、「FOR MINORS ONLY」のCHETのソロ・パートに歌詞を載せたものです。取り上げている曲目を見ると、「AUTUMN IN NEW YORK」、「STELLA BY STARLIGHT」、「YOU’D BE SO NICE TO COME HOME TO」、「THIS TIME THE DREAM’S ON ME」など、CHETも演奏していた曲に加えて、「DINDI」、「PHOTOGRAPH」といったボサノヴァも演奏しています。ヒロさんの優しいトランペットと真紀さんの美しいヴォーカルのコンビの素晴らしさはもちろんですが、田辺さんの繊細なギターをはじめとしたメンバーたちの演奏も含め、聴いてよし、観てよしの1枚になっています。途中で挟まっているモノローグ・パートでは、来日時のCHETと若き日のヒロさんとの共演映像も収められていますが、「このセッションから楽器を鳴らすことと楽器を通して唄うことの違いを知った」というヒロさんのコメントが印象的で、CHETから愛用のトランペットを譲り受けた経緯も語られています。エンディングでは「MILESTONES」が流れ、格好よく終わります。この番組のセッションに新たに録音した曲も加えて、「QUIET NIGHT WITH LOVE NOTES」(2001年)、「THE GIFT OF LOVE NOTES」(2002年)の2枚がCDアルバムとして発売されましたが、DVDアルバムにしか収録されていない曲もあるので両方チェックしてみるといいですよ。

 

みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107