9月がスタートしました。ここ数日は気温も低めで、秋の気配を感じますね。本日(3日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願い致します。なお、来週の日曜日(10日)は、営業する予定であります。
さて、毎月恒例となりましたが、8月末締めの当店での人気ランキングを見てみたいと思います。今回は、トップ10に変動がありましたよ。
それでは、さっそく・・・
1位 角瓶
2位 タンカレー
3位 ブラックニッカ
4位 ラフロイグ
5位 オールド
6位 プリマス
7位 エギュベル
8位 アップルワイン
9位 カリラ
10位 ラガヴーリン
11位 アードベッグ
12位 カティ・サーク
13位 ボウモア
14位 ヘイマン
15位 山崎
16位 ビーフィーター
17位 グレンファークラス
18位 響
19位 キャプテン・モルガン
20位 竹鶴
21位 ゴードン
22位 余市
23位 ジム・ビーム
24位 No.3
25位 白州
26位 マッカラン
27位 宮城峡
28位 バカルディ
29位 タリスカー
30位 伊達
画像は、左から、No.3・ロンドン・ドライ・ジン、グレンリヴェット・ナデューラ・オロロソ、竹鶴12年。「No.3・ロンドン・ドライ・ジン」は、イギリス最古、1698年創業の酒商であるベリー・ブラザーズ&ラッド社(BB&R社)による、ドライ・ジンです。ボタニカル(香味づけの材料)の種類を抑え、正統派の力強い味わいに仕上がっています。鍵が埋め込まれたボトル・デザインも格好いいですね。銘柄名の「No.3」は、同社の所在地であるセント・ジェームズ通り3番地から。また、同社は、帆船のラベルでおなじみのブレンデッド・スコッチ・ウイスキー「カティ・サーク」を生み出したことでも有名です。
「グレンリヴェット・ナデューラ・オロロソ」は、政府公認第1号の蒸溜所としても有名なグレンリヴェット蒸溜所によるシングルモルト・スコッチ・ウイスキーです。通常のグレンリヴェットは、シェリー樽とバーボン樽の熟成原酒をブレンドして造られていますが、本品はオロロソ・シェリー樽で熟成を施した原酒のみで造られています。そのため、シェリーに由来する濃厚な香りと風味があり、少々高めに設定された度数(48%)もあいまって、飲み応えがありますよ。
「竹鶴12年」は、ニッカによるピュアモルト・ウイスキーで、「余市」と「宮城峡」、両蒸溜所のモルト原酒を組み合わせ、創業者の名を冠したものです。スモーキーで力強い余市、穏やかでやさしい宮城峡、異なる個性を持つ原酒を組み合わせることで、バランスの取れた味わいになっており、12年以上の熟成で飲み口もまろやかです。コストパフォーマンスもよく、非常に人気がありましたが、原酒不足から2014年3月で終売になってしまい、現在では、ほぼ見かけなくなってしまいました。ストックがあるうちに、ぜひ味わってみてください。
今回のランキングでは、「アップルワイン」が数少ない女性陣を中心に支持を集め、ついにトップ10圏内まで上がってきました。りんご原料のワインに、その蒸溜液(ブランデー)を加えて酒精強化し、ブランデー樽で熟成を施した、いわゆる酒精強化ワインの一種ですが、りんご由来の甘くて濃厚な味わいが人気です。定番のソーダ割り、ストレート、ロックのほか、リキュールのように風味づけに使っても美味しいですよ。アップルワイン人気がどこまで続くのか、今後に注目です。
みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107