Bar BAKER お気に入り盤紹介174。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

ここのところ暖かい日が続き、春の訪れを感じますね。連休ですが、みなさま、いかがお過ごしですか? 連休中も、本日(20日・日曜)、明日(21日・休日)とも、当店は営業致します。天気もよさそうですし、お時間がございましたら、ぜひお立ち寄りください。お待ちしております。なお、来週の日曜日(27日)は、お休みをいただく予定であります。

それから、連休明けの火曜日(22日)、水曜日(23日)の2日間、朝から夕方まで消防の講習を受けに行かなければならないため、開店時間が遅れます。19:00までには開店できると思いますが、よろしくお願い致します。

さて、今回はCHET BAKERのレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、初めてのヨーロッパ・ツアーのときの記録で、現地で知り合ったメンバーたちとの共演ライヴであります。



「LIVE IN EUROPE 1956」 (accord)

CHET(トランペット、ヴォーカル)、JEAN-LOUIS CHAUTEMPS(テナー・サックス)をフロントに据え、FRANCY BOLAND(ピアノ)、EDDIE DE HAAS(ベース)、CHARLES SAUDRAIS(ドラムス)を加えたクインテット編成で、1956年の録音であります。前年の1955年秋にレギュラー・メンバーを連れてヨーロッパに渡ったCHETですが、「魂の友」とも言われた異才のピアニスト、DICK TWARDZIKがパリで急死し、バンドは分解してしまいました。他のメンバーがアメリカに帰った後も、単身で残ったCHETは、フランスを中心とした現地のミュージシャンたちとの交流を深め、ライヴやレコーディングをしながら、半年ほどヨーロッパに滞在していました。本作に参加しているのもフランスで知り合ったメンバーたちです。テナーのJEAN-LOUIS CHAUTEMPSは、リリカルなプレイを得意としていて、当時のヨーロッパで名手として知られていたベルギーのBOBBY JASPARに近いスタイルです。JEAN-LOUIS本人も、「自分は金の無い連中のBOBBY JASPARみたいなものだった。JASPARの都合がつかないとき、もしくはJASPARの要求するギャラが高すぎるときに、自分のところへ依頼が来たものだった」と語っています。JASPAR同様、CHETとの音楽的相性もいいです。また、名手として知られるピアノのBOLANDは、音数を抑え余白を活かした演奏になっており、CHET好みのスタイルです。とくに「STELLA BY STARLIGHT」のイントロは、短いながらも印象的な響きです。主役のCHETは、「THIS IS ALWAYS」、「YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS」では、甘いヴォーカルも披露しており、「RAY’S IDEA」などにおける延々と続くトランペット・ソロも好調です。本作のメンバーは、1956年のジャズ・フェス出演時の映像も残っており、現存するCHETの映像としては最初期のものだと思います。若い頃の端正な姿を動画で見てみるのも興味深いですよ。

みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。

Bar BAKER

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107