すっきりしない空模様が続いておりますが、みなさま、いかがお過ごしですか? 本日(6日)は、日曜日ですが当店は営業しますので、お時間がございましたら、ぜひお越しくださいませ。お待ちしております。なお、来週の日曜日(13日)、月曜日(14日・祝日)も営業する予定であります。
さて、今回はCHET BAKERへ捧げられたレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、晩年のCHETと共演したミュージシャンたちを中心とした豪華な顔ぶれによるトリビュートであります。
「SOME OTHER TIME」 (triloka)
RICHIE BEIRACH(ピアノ)を中心に、1970年代後半から80年代にかけてCHETと共演したミュージシャンが多く参加しており、RANDY BRECKER(トランペット)、MICHAEL BRECKER(テナー・サックス)、JOHN SCOFIELD(ギター)、GEORGE MRAZ(ベース)、ADAM NUSSBAUM(ドラムス)という豪華なメンバーによるクインテット編成で(RANDYとMICHAELの兄弟が一緒にフロントを取る曲はないため)、1989年の録音であります。RICHIEは繊細で美しいスタイルのピアニストで、彼がCHETのために書いた「BROKEN WING」、「LEAVING」の2曲はCHETの定番レパートリーとして演奏され続けました。SCOFIELDはエレクトリック・ギターの名手ですが、「とても誠実で心に沁みるCHETの音楽を愛していた」とコメントしていて、ソロ、バッキングともに味わい深い演奏を聴かせてくれます。RANDYとMICHAELのBRECKER兄弟は、各々トランペット、テナー・サックスの名手として有名で兄弟でグループを組んだりもしていましたが、本作においてはRANDYのトランペットが多く取り上げられており、輝かしく優しい音色で好演していますよ。冒頭の「BROKEN WING」は、RANDYとSCOFIELDが交互にソロを取り、作曲者であるRICHIE本人のピアノ・ソロもとても美しく、「LEAVING」も同様に美しいです。「ALONE TOGETHER」は、アップ・テンポで演奏されますが、リズム隊の腕の良さがよくわかります。トリビュート録音と、CHET BAKERの残した録音とを聴き比べてみるのも興味深いですよ。
みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107
