Bar BAKER お気に入り盤紹介56。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

早いもので、9月も終わりです。上期決算で忙しい日々を過ごされている方も多いかと思いますが、適度な息抜きも必要ですよね。本日(29日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願い致します。なお、来週の日曜日(10月6日)は、営業する予定であります。


さて、また今回もCHET BAKERのレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、まだ無名だった女性ヴォーカリストを迎えて吹き込まれた1枚であります。



「BAKER」のブログ。

「’ROUND MIDNIGHT」 (challenge)


CHETにしては珍しいイギリスでのレコーディングで、JEAN-PAUL FLORENS(ギター)、HENRI FLORENS(ピアノ)の兄弟をメインにしたクインテット編成に、曲によってRACHEL GOULDという女性ヴォーカリストが加わり、1979年の録音であります。RACHELは、低めのトーンの力強いヴォーカルで、中性的で高いトーンのCHETとは対照的であります。CHET自身は、本作ではヴォーカルはスキャットのみで、トランペットがメインなので、残念ながら唄としてのデュエットはありません。演奏陣は、レギュラー・メンバーがいない分、親密さには欠けるものの、なかなかの腕利きを揃えていて聴き応えがあります。とくに、ギターのJEAN-PAULは控えめながら味わい深い演奏で、CHETとの音楽的相性もよさそうです。冒頭の「’ROUND MIDNIGHT」は、ギターとトランペットのみのデュオで奏でられており、スリリングな対話が楽しめますよ。十八番の「MY FUNNY VALENTINE」ではピアノのHENRIが好演です。リズム隊を含めた一体感という点では、アップ・テンポで決めてくる「STRAIGHT, NO CHASER」が格好いいですよ。余談ですが、「STRAIGHT, NO CHASER」って、バーで聴くのにピッタリのタイトルですよね。当店ではチェイサーなしでストレートで飲ませるようなハードなことはしませんが。未知のメンバーとのレコーディングということで、CHETも選曲にはこだわったようで、上記のほか、「ALL BLUES」や「WHAT’S NEW」など、普段とはひと味違ったレパートリーが聴けるのも興味深いですよ。


みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。


日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107