ここのところパッとしない天気が続いていますね。その分、暑さは少し和らいでいますが、みなさま、いかがお過ごしですか? 本日(8日)は、日曜日ですが当店は営業しますので、お時間がございましたら、ぜひお越しくださいませ。お待ちしております。なお、来週の日曜日(15日)も、営業する予定であります。
さて、今回はCHET BAKERへ捧げられたレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、現代のCHET BAKERともいわれるドイツのトランぺッターによるトリビュートで、スタンダード曲の斬新な解釈も印象的な1枚であります。
「CHATTIN WITH CHET」 (verve)
ドイツのTILL BRONNER(トランペット、ヴォーカル)によるアルバムで、演奏陣にはCHUCK LOEB(ギター)、SAMON KAWAMURA(ターンテーブル)らを迎え、おそらく2000年の録音であります(録音日の記載がないため、詳細は不明です)。まず、TILLの端整なトランペットと甘いヴォーカルが魅力的ですが、ジャケット写真からもおわかりのようにルックスも男前です。そのため、現代のCHET BAKERといわれたりもしますが、演奏スタイルにおいてはそれほど似ていません。CHETよりもトランペットの音程は正確ですし、ヴォーカルがフラット気味にもならないので、CHETのような壊れそうな危うさはありません。収録曲についてですが、最初に聴いたときインパクトがあったのが「EVERYTHING HAPPENS TO ME」です。CHETの十八番の曲ですが、SAMONのターンテーブルを迎えて、なんとドラムンベース調にアレンジしてあるのです。CHET本人のヴォーカルも一部サンプリングされていますが、TILLの優しいヴォーカル、トランペットも素敵ですよ。とにかく、この大胆なアレンジには度肝を抜かれました。そして、タイトル曲「CHATTIN WITH CHET」では、CHETのトランペット・ソロをサンプリングして、共演する形をとっています。CHUCKのギターもドライヴ感があって格好いいですし、ライヴっぽさを出すために拍手や歓声もオーヴァー・ダビングされていて、本当にCHETとTILLが共演しているかのようです。2人のトランペットの音色を聴き比べてみるのも興味深いですよ。
みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107
