ここ数日、少し寒さが和らいでいましたが、また気温が下がってきましたね。みなさま、体調に気をつけて今週も頑張りましょう。
さて、また今回もCHET BAKERのレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、ピアニストのリーダー作にCHETがゲスト参加した1枚であります。
「EVERYTHING HAPPENS TO ME」 (timeless)
1983年の録音で、KIRK LIGHTSEY(ピアノ)のトリオとの共演であります。KIRKとは60年代にも共演しており、以前紹介した1965年のプレスティッジでのセッションで多くの曲を吹き込んでおります。本作は、それから20年近くを経てお互いに円熟味を増したプレイが聴けます。なかでも、タイトル曲である「EVERYTHING HAPPENS TO ME」はCHETの愛奏曲であり、50年代の初期から亡くなるころまで何度も吹き込まれている名曲であります。何をやってもうまくいかないやるせない歌詞と曲自体の美しさも魅力ですが、トランペットのソロも、ヴォーカルも何ともいえない枯れた味わいがあって、数多くの録音のなかでも本作のテイクは屈指の出来かと思います。この曲は多くの録音があるので、いろいろな年代のものや、他のアーティストのものと聴き比べてみるのも興味深いですよ。
みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107
