さて、また今回もCHET BAKERのレコードを紹介してみたいと思います。

「GERRY MULLIGAN QUARTET with CHET BAKER」 (pacific jazz)
CHETの初スタジオ録音「BERNIE’S TUNE」を含む、1952、53年の録音であります。GERRY MULLIGAN(バリトン・サックス)の高名なピアノレス・カルテットのオリジナル・メンバーとして吹き込んだものです。トランペットとバリトン・サックスという音色の高低差が大きい組み合わせの2人がフロントを務め、コードやハーモニーを提供するべきピアノを省いてベース、ドラムスのみでリズムを刻むというとてもユニークな編成で奏でられるサウンドは当時大変な人気を博したそうです。2人の素晴らしいソロはもちろん、「NIGHTS AT THE TURNTABLE」や「WALKIN’ SHOES」などのオリジナル曲における、GERRYの作曲、編曲の才能にも要注目であります。CHARLIE PARKERのバンドでジャズ界に進出してきたCHETは、このGERRY MULLIGAN QUARTETでの演奏により、人気が急上昇し一気にスターの仲間入りを果たしたわけです。いま聴いても斬新な響きですし、若くて勢いのある演奏はとても魅力的ですよ。
みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107