公開初日に、「あしたのジョー」を観てきました!
実は私はあんまりのり気じゃなくて、一緒にいくひとがすごく観たがってたからついてった感じ。
殴り合いとか好きじゃないし、漫画が原作の映画って痛いことが多いし。
でも実際観てみたら、よかった!
まず、主役が山ピーだからっていうんで、ちょっとひいちゃうじゃないですか?
漫画が原作で、しかもジャニーズ・・かぁ・・って。
でも、アイドルにここまでさせていいの?!ってぐらい、殴るし、殴られるし、殴られて変な顔になるし、
きゃーかっこいい!っていうかっこよさじゃなくて、肉体美とか、一生懸命ボクシングする美しさとか、
人間としてのかっこよさがあったんです。
全編通して圧倒的な存在感があったのは、伊勢谷友介さん!
え、プロのボクサーなんですか?ってボクシングみたことない私は思っちゃうぐらい、
肉体のしぼりかたもストイックで美しかったけれど、パンチのスピードも速いだけじゃなくてしなやかでした。
体だけじゃなくて、伊勢谷さんは目力とか、顔の表情がとても魅力的ですねー。
私は漫画もアニメも知らないんだけど、力石徹ってたぶん、男性からものすごい憧れを持たれてる伝説的なキャラクターですよね。
それを演じるってプレッシャーもあると思うし、観る側としても力石はあんなんじゃない!!っていうのがあると思うんです。
で、私はさっきも書いたようにキャラクターとしての力石徹を知らないんだけど、でも
伊勢谷友介さんならアリなんじゃないの・・?って思った、それぐらい素敵な表情をされてました。
顔のつくりが整ってかっこいいのもあるし、ストイックな雰囲気が全身から出ていて。
命をかけて、肉体にも精神にもむちゃをさせてまでボクシングに生涯を捧げた男、っていう
キャラクターが、伊勢谷さんを通して見ることができました。
香川さんもよかったなあ。漫画やアニメを知ってる人からみても、役にぴったりだったそうです。
この人の演技は、演じてるってかんじじゃなくて、そのものっていう感じがして、好きなんです。
涙であっても、笑顔であっても、その場で生み出された感情のように自然に受け止められるから、
心に響きます。
「たてー!たつんだジョー!」とか、もうすっごい有名なセリフじゃないですか!
それを言うのも、力石徹を演じた伊勢谷さんのように、重いプレッシャーがあったんじゃないかと思います。
香川さんが言ってるんだけど、なんていうか、香川さんがいってるんじゃなくて、タンゲが言ってる!!!って思えるんですよね。
演じるってそういうことだと思うから、ある意味当たり前なのかもしれないけど、
香川さんのように売れっ子で、たくさん映画やドラマで見かける方だったら、
スクリーンに出てきたとき、あ、香川さんだーって思うじゃないですか。
でもね、あ、タンゲだー。って思ったんですよね。
それってすごいことだなあと思いました。
最後にボクシングについて。
どや街の人にとって、ボクシングを通じて外の世界とつながったジョーは、希望の星だったんだろうな。
きっとあの時代、貧乏だったり、罪を犯してしまった人でも、ボクシングで強かったら英雄になれた。
だから、ボクシングは人々にとって希望だった。
ただ殴りあうスポーツじゃなくて、あしたを夢見る光だったんじゃないかな。
タンゲがずっと言ってた「あした」っていうのも、きっとただ強くなるっていうことじゃなくて、
人生そのものに希望をもつっていうことなんじゃないか。
そういうのが積み重なっていたからこそ、力石との最後の試合で、途中でジョーがタンゲにありがとうっていう
セリフが、とても染みて感じるんだなあ。
ジョーにとって、ボクシングや力石と出会うまで、世界はどうでもいいものだった。
あしたなんて興味なかった。
でも、力石と出会ってしまって、ボクシングと出会って、彼はなんとしてでも勝ちたいとか、
強くなりたいという思いを覚えた。
そして、ボクシングをがんばるにつれて、他人を尊重する気持ちを覚えたんですね。
だから、最初は憎しみすら感じていた力石に、負けたけど、最後は笑顔で握手しようとしたんだね。
事故のあと、彼は姿を消してしまったけど、またあしたのためにボクシングをするジョーに戻れたんだね。
なんというか、ボクシングなんて殴りあうだけで嫌いって思ってたんだけど・・
この映画を見たら、ボクシングってなんて素敵なんだって思ってしまったんだ。
だから、山ピーだから、ジャニーズだから、っていう理由で映画を見ない!って人は、
もったいないなあって思うから、一度フィルターをはずして、是非みてみてください(*^▽^*)
それでつまんなかったって思うも、意外と面白い!!って思うも、感動するも、自由だけど、
ジャニーズとかもういいわ!っていう理由だったら、ちょっともったいないかなあって感じです。
私は、この映画好き![]()
余談ですがところどころにほんのちょっと出てくる倍賞美津子さんがかっこいい笑。
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宇多田ヒカルさんのエンディング曲、よかった。