Shien.
恒例の日曜日投稿です。
金曜日に国キャリの合格発表がありましたね。
合格された方は本当におめでとうございます。
残念な結果だった方、ちょっとしたことだと思います。頑張って今まで積み上げてきたものは、決して無駄にはなりません。諦めずに取り組んでいってもらいたいなと感じます。
今回は、面談スタイルについて考えてみます。
修理スタイルとは?
まず、あなたはどんな面談スタイルになっていますか?「修理スタイル」になったりしていないでしょうか?
人はどうしても悪いところに目がいきがちです。
自分の価値観で事例相談者(相談者)の問題を直そうとしてしまうことがあります。
しかし、それで相手が本当に納得しているでしょうか?
もし納得していないと感じた場合、面談の進め方を見直すことが必要かもしれません。
発達促進スタイルの重要性
事例相談者(相談者)は、もともと素晴らしい能力を持っています。
ただ困難に遭遇してしまい、どうしていいかわからなくなってしまっているのです。
だからこそ、その方なりの特長をフルに生かし、持っているものを最大限に機能させ、自律的に歩めるようにサポートすることが重要です。
このように考える面談は、自然に「発達促進スタイル」へと移行していくでしょう。
面談スタイルの見直し
事例相談者が自分らしい面談を行うためには、まずは自分の面談スタイルを知ることが大切です。
これは、相談者が自分らしく生きるために自分を知ることと同じです。
そして、事例相談者(相談者)が自分で考え、自分で決めていけるようにサポートすることが目標になってきます。
問題(課題)を解決するのは本人にしかできません。
また、問題(課題)と判断できるのも本人だけです。
私たちはプロとして、事例相談者が気付いていない本質的な課題を把握し、共有することが重要です。
その上で、刻々と移り変わる環境に対応しながら、支援の方策を考え、仮説を立てて検証していくことが求められます。
その上で、「修理スタイル」と「発達促進スタイル」のどちらがより良いかを考えてみてもいいかもしれません。
問題と課題の違い
ここで、問題と課題の違いについて少し整理しましょう。
問題は通常、何らかのネガティブな状況や困難を示し、解決が求められるものです。
一方で、課題は必ずしもネガティブな状況を意味せず、目標達成のために取り組むべき具体的なテーマやタスクを指します。
この違いを理解し、適切に使い分けることも意識しておきたいです。
まとめ
私たちは、事例相談者(相談者)の成長を願いながら、一緒に考え、作戦会議を行っています。
事例相談者が「面談って楽しい!またやりたい!」と思えるように、直そうとするのではなく、まずは理解することから始めたいですね。
そして、成長を願いながら関わることで、お互いにとって有意義な時間を過ごすことに繋がると思います。
応援しています。
Shien.Labでは9月から1級の公認サポーターと一緒に論述対策、面接対策をやっていきます。
Shien.Labで一緒に楽しみながら、取り組んでまいりましょう!!
参考リンク