こんにちは!多田です。

 

ロープレを進めていくときに

CLさんの細かい説明を

正確に理解できないといけない

と思っている方がおられます。

 

ビジネスの世界では正確に理解

できていないと後々トラブルに

発展する可能性もあるので、

間違いないように細かく確認を

取る必要があります。

◆細かいことにこだわらないこと

ただ、対人支援の場合は、

概ね理解できれば、

細かいことをイチイチ確認

していく必要はありません。

 

だいたいで、CLさんの悩んでいることが

どんなことなのか、

今どんなことを考えているのか、

どんな気持ちになっているのか、

何を主張したいのかなどを

理解できればいいのですキラキラ

 

会社の中の複雑な状況を

すべて理解することは不可能です。

 

また、焦らなくても話を丁寧に

聴いていると段々と全貌が理解

できてくることも多いです。

 

なので、すぐに気になったこと、

わからないことを質問で確認

しなくても構いません。

 

すぐに確認しようとすると

間違ってしまうリスクも高くなります。

 

そうすると、CLさんは無意識に

「なかなか理解してくれない人だな」

「あれっ、私の説明の仕方が悪いのかな」

とかいい雰囲気になりにくく

なってしまいますしょんぼり

 

スムーズにラポール形成をするためには、

できるだけCLさんに否定される回数を

少なくして進めることを意識しましょうキラキラ

◆否定されないように進める

なので、最初からクローズドな質問で

確認を取っていくと、話は続くけど

何となく雰囲気が悪くなってしまいます。

 

CL:「今パートで勤めていますが

正社員の話をもらって迷っています」

 

ここで、

 

CC:「今のパート先では長いのですか?

 

という質問をする人がいます。

 

「長いor短い」のかは当てモノですよね。

 

CL:「いえ、まだ入って2年目です」

 

とかいう回答をされると、

会話としては違和感ありませんが、

こういう進め方をする人は、

いろいろな場面でこういった

関わり合いをしてしまいます。

 

CL:「結婚前までは事務系の仕事を

4年ほどやっていました」

 

CC:「そのときは正社員としてですか?

 

CL:「いえ、正社員になったことは

一度もありません」

 

といった感じですね。

 

会話として成り立っていたとしても、

どうしてもラポール形成が

出来にくくなるのでご注意くださいね!

 

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