ビットコインがついに90万円台まで上昇してきましたが、対照的に冴えないのがアルトコインです。
今まではほとんどビットコインと同時に上下していてわかりやすかったのですが、今回はアルトコインは途中まで上がりかけたものの、現在では反落しています。
ライトコインなど待望の1万円台を一時的に回復しましたが、再び下げてしまいました。
このような動きを見て、
「アルトコインはもうダメなのか?」
「アルトコインは終わった!?」
などの感想を抱く人も多いでしょう。
たしかに今の相場は、春先に比べてもさらに落ち込んでいて、下値での買い上げる力も弱くなっています。
特にアルトコインを高値で持っている人は、今のような動きに、気が気ではないと思います。
ほとんどもみ合いに近いアルトコインの状況ですが、一応は底固めをして反騰する期間に入っています。
ということでアルトコインの上昇力が全くなくなったかどうかについては、8月前半までを見て判断するべきだと思います。
ビットコインに比べて、もみ合いに戻ってしまった感があるアルトコインですが、たとえばライトコインを例にとっても1万円台以上に戻る可能性は残されています。
今回の最安値が8千円付近なので、1万円が戻り高値ではあまりにもきついですね。
アルトコインが上昇しにくい分、ビットコインに買いが集中しているような状況になっています。
今まではビットコインの動きを見ていさえすれば、アルトコインのほとんどがそれと同じように動いていたのでわかりやすかったですが、個別の判断も必要になった分、難しくなってきました。
コインの価値からすれば、イーサリアムなどビットコイン以上に重要なものも多いので、アルトコイン自体に価値がなくなってしまった訳では決してありません。
ただ、市場の売買高が低迷してきているので、アルトコイン全般にエネルギーが行き渡らなくなる現象が生じているようです。
考え方によればこれはチャンスです。
しばらくはビットコインを中心に手がけて、あとで格安の値段まで叩かれたアルトコインを拾えばいいわけですから。
いわばアルトコインのバーゲンセールがやって来るのです。