チョコマカオのブログ



日曜の午後は日本酒オンザロックのせいもあってか、うとうとと心地いい。
やがて陽が沈んだのだろう、あたりの景色から徐々に色彩が失せてゆく。

「ねえ、晩ごはん何にする?・・お肉がいい?
                   ・・・・・生で食べる?」

そう言いつつ君はスーパーで買った来たままの焼き肉パックのサランラップを取り除くと言った。

「おしょうゆ、かける?」









チョコマカオのブログ-海岸1


どんよりと曇った空はやがて雨を含んで私たちを包んだ。空中に散らばった水滴をおしたたきながら走る車のフロントガラスのむこうに殺風景な海岸の風景が広がっている。潮を含んだせいなのか確かな存在を感じさせる空気の中、なだらかに連なる砂丘をやり過ごすと静かにレストランは姿を見せた。

見ると二階の明かりが灯っている。ほぼ全面ガラス窓の二階が客席となっているのだ。人影が見える。平日のこんな日に、まだ春にさえなりきれないで殺伐とも言えそうなこんな海岸に、私同様もの好きはいるものだ。

レストランへの分岐点、道路はまだ舗装されていないのか。ドロに濁った大きな水たまりがあった。まだ洗車して3日しかたっていない。半年ぶりにワックスだってかけた。 私は静かにハンドルを切って引き返した・・・。



、クソ!!私というヤツは、い、いったい なんという野郎なんだ!!










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朝夕はようやく涼しくなったとはいうものの、日中はまだまだ暑い。

郊外の新しいショッピングモールは休日ということもあって熱気でむせ返っている。こういうところはだいたいのところ苦手なのだが、まあ、どういったものか一度はのぞいておこうということで赴いたのだった。

なるほど、ずらり立ち並ぶ多様なセンスの店はなかなか面白い。そして、そうした店の群れの中に一際目を引く店がある。

英字表記のその店は、そば屋のくせにディスプレイも粋で、もともとしゃれ好みの私の琴線に触れた。

「よし、暑気払いだ!!」と店内に入ると、なるほど、おしゃれな店員に実にスマートに迎え入れられた。

「いらっしゃいませ」

まるでそば屋には不釣り合いな、それでもさりげなくしゃれた濃紺のソファーに腰を下ろすと私は言った。

「鴨南蛮お願いできますか。」

唐辛子たっぷりかけて、ふーふーすする鴨南蛮を思うとそれだけでどっと汗が吹き出して来る。

「はい?」

「鴨南蛮お願いします。」

「は?・・あ、あの・・・・。」

「あのね、鴨南蛮、置いてないの?」

「あいにくと私どもにはお取り扱いがございませんでして。」

ふむ、なかなか丁寧な言葉遣いに圧倒されてしまいそうだったが気を取り直して続けた。

「あのさ、それはないんじゃないの? だってこちら鴨が売りなんでしょ?」

「ほんとうに申し訳ございません。」


なぜだ!? 私にはどうしてもあきらめがつけられなかった。

「だいたいさ、どうして鴨南蛮が出せないの? サルバトーレ・フェラガモ でしょ。」

「・・・・・・・」