先週末は大雨か大雪の予報。
先週水曜日のお休みは、慌ててスタッドレスタイヤに履き替えましたよ。
毎年雪予報が出ないと重い腰を上げないんですよね。
会社に持って行ってやれば、リフトもあって楽ではあるけど、家のベランダから部屋を通ってタイヤを出すのが最大の面倒なんだよね~。
交換自体はガレージジャッキが有れば特にかったるくも無いので、ここ数年はウチの駐車場で作業してます。
秩父方面は今回の雨で雪になっているので、積雪及び凍結でしばらくは走れないでしょう。
丁度良かったと言えば丁度良かったんですけど・・・・・。
まだ、走り初めの出来ていない状況なんで・・・・。
さて、ゼファー1100 レストア その5でございます。
そろそろ目処付けないとね~~~。
とりあえずエンジンかかるようになったので、外に出して作業です。
エンジンかからないと重たくて、一人で押して片付ける事が出来ないんだよね。
センタースタンドが無いので、リヤをレーシングスタンドで持ち上げ、フロントもスタンドで上げようとしたら、ステム位置が高すぎてフチコマのスタンドでは上げられませんでした。
ですので、最初から脚立で吊ります。
フロントバラしてる画像ですが、最初に吊った時の画像が見つからなかったので・・・・。
で、まずフロントホイールを外すのですが、フロントフォークのボトムケース下の割止めボルトを緩めてアクスルシャフトを緩めようとしたら・・
なんと手で回ってしまうじゃないですか!!
しかも3回転位締め込めてしまう!!!
これ、走っててガタが有ったんじゃないかなぁ。
割止めボルトは締まってたんで、抜ける事は無いだろうけど、あっぶないね~~。
ゴールドホイールの方にスピードメーターギヤ関係のの組み換えとオイルシール交換。
ディスクローターも組み替えておきます。
お次、フロントフォークのOH。
ドレンボルトを緩めようとしたら
なんかヘキサゴンが舐めてるんだよね~、左右共に。
しっかり奥まで叩き込めば何とかなりそう。
ご近所のT君にエアコンプレッサーを借りて、インパクトで一気に回した方が良さそう。
こんな感じで最大パワーでやったのですが、まるで歯が立たず。
しょうがないので、OHはここまでで、後日会社に持って行き、もっとパワーのあるインパクトでやるしかない。
それでも取れないで、ヘキサゴン舐めたらどうしよう・・・。取れる事を祈りましょう・・。
作業は進めなきゃなんで、ステムベアリングの交換。
入ってたベアリングは、グリスがカラカラ。
打痕?長期放置のサビ痕?
何処のご家庭にもあるベアリングリプレーサーでベアリングレースを打ち込み。
で、ベアリング交換終了。
この日はここまで。
ガレージ内にはしまえないので、
この状態で放置となったのです。
で、後日のフロントフォーク分解。
会社に持って行ってハイパワーのインパクトと、工場内で一番エア圧が強い所でやっつけましたよ。
いい加減ぶん回して、なんとか取れました。
銅ワッシャーが入っている様な所にどんだけのパワーで締め付けてるんだよ。
しかも、その銅ワッシャーは潰れて嵌ってしまって取るのにも苦労したからね。
恐らくインパクトで思いっきりやったんだろうね。
なんか後を考えてない素人整備に感じます。
ヘキサゴンも舐めたままだったしね。
このボルトも注文しなきゃなんで、分解清掃まで。
なんだけど、ダストシールを外して、オイルシールを押さえてるCリングがサビでやせ細ってる。
ただの針金よりひどい状態。
再使用なんて以ての外。
これも注文だな。
ボトムケース側もサビが固着している。
掃除も大変です。
分解清掃して、部品が来たら組むだけにしておく。
部品を待っている間にライト周りの点検。
してみると、フロントウインカー内のポジションランプとテールランプが付かない。
あと、テールランプ・リヤブレーキランプも不灯。フロントブレーキはOK。
リヤブレーキランプはブレーキペダルとスイッチを繋いでいる針金(通常はスプリング)がサビて朽ちていました。
バックステップが付いてるし、バックステップ純正のスプリングなんて用意できないし。
しょうがないので針金で繋いでとりまOK。
問題はフロントポジションランプ。
右ターンランプをバラしてみても問題は無かったけど、左側が酷かった。
サイドスタンドで放置だったので、左側に水がたまったようです。
腐食でバルブも固着している状態。
とりあえずバルブを破壊しながら清掃して、バルブも買って交換して点灯できるように。
ただ、点灯させる前の時点でテールのヒューズ10Aが飛んでいたので交換。
バルブも刺さるようにして点灯。
メーターも繋いで照明の点灯確認。
この作業をしてる間にエンジンオイルとオイルエレメントの交換作業。
フチコマ安定のワコーズ プロステージS10W-40。
で、ここからがまたまたトラップ。
上の点灯している画像。
ヒューズも飛ばず、点灯しているしOK!
と思ってウインカーボディーにバルブソケットを取り付けてキーをONにするとまたヒューズが飛ぶ。
水が入っている状態でキーをONにしたからショートしてヒューズが飛んだと思ったら大間違いでした。
バルブソケットを付ける前は、ウインカー・ポジション共に正常作動している。
その状態でバルブソケットをウインカーボディーに取り付けるとヒューズが飛ぶ。
う~~~ん、何だろう。
そして昨日です。
フォークの追加部品が来たので、まずはフォークから。
ドレンは規定トルクでww
せっかくOHなのでスライドメタルも交換してショックアブソーバーオイル注入、シユッコシュッコやってからしばらく放置。
オイル油面119mmで調整して組み上げ。
車両に取り付け。
今度はアクスルシャフトしっかり締め付けましたよ~w
で、ヒューズ飛び問題。
色々サーキットテスターで測って、左ウインカーをばらしたり、絶縁したりやってみたけど良くわからず。
配線は剥けてなく正常。
まずは配線図が欲しい。
という事で昨日は終わらせて、夕方からはネットで配線図探し。
何処にも落ちてないね~~。
こんなのと
こんなのは有ったんだけど。
全体のも欲しいよね。
ずいぶん探しましたが、これが使えるかな?
恐らく(違うかもだけど)ドイツ語の修理書が有りました。
これを元に調べられるかな。
で、結論は何の事は無い、ウインカーのギボシ端子3本の差し間違いでした。
とはいうものの、フチコマはこの端子は刺さってたまま、弄っていはない。
というと、これが最初から?
この状態で乗ってたの?
何なんだ?
このトラップ?
これで終わりだ~~~~!
で、エンジンかけたら今度はタコメーターが動かない!!
もう~~なんだよ~~。
いい加減にしてよ~~~~。
タコメーターの裏カバーを外して端子3本の電圧、アースを測定。
特に問題ない。
しょうがないので交換した古い方を端子に繋げてみる。
動くじゃん~~~~~~~~~~~・
戻すと
動かないじゃん~~~~~~~~。
オーナー、Yオクで手に入れたらしいのですが、ハズレ引きましたね。
元のを付けるのは良いのですが、なんせ文字盤の色褪せが酷い。
スピードメーターも替えているので、非常にアンバランス。
しょうがないので、文字盤と針を古い方に移植して
これで良いでしょう。
サクサク交換して車両に取り付け。
オーナー曰く、フューエルメーターも動かないんだけど新品部品が純正で出るかな?
なんて言ってましたけど。
この後ガソリンを満タンに入れた所。
フューエルメーター動きましたね~~。
ヨカッタヨカッタ。
さてこれで、ほぼほぼ終わったかな。
後は、自賠責入れて、仮ナンバー取って、車検で終わりに出来るかな。
来週車検予約が取れればやっつけたいと思います。
次回、その6がファイナルになるように!
これ以上の、トラップが無いように願うばかりです。