CBR1000RR  SP1 SC77修理です。 その2 | フチコマのバイク雑記帳

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東京 桜開花発表ですね。

昨日の靖国神社の標本木は1~2輪開花が足りなかったようで。

 

ここんところ暖かかったというよりは暑かったもんね。

 

大宮公園の桜の見ごろはいつ頃かな~?

 

 

 

はい、1000ダボ君のその2です。

 

前回はスイングアームの取り外しとブレンボマスターシリンダーとスウェッジラインの仮付けをしたところでホースがつっぱるよ~~~のところまででしたね。

 

 

 

 

ここからキャリパー側は問題なし。

マスターからここまでが2cmぐらい足りない感じ。

まずは、このバイクは事故車であるという事で、各部の曲がりを考えてみる。

ハンドルが曲がっていたところで1~2cmもズレるわけがない。まして、ハンドルが目視的にも曲がっていない。

となると、このジョイント部分のステーの曲がり

 

 

この黄色く囲んだステーを上から見た所。

これはすでに直進と垂直に曲げ直した所。実際はもう少しラジエーター側に曲がっていた。

ただこれもどちらが正解かはわからず。ホースに余裕ができる方向に修正しただけ。

 

これでも突っ張り具合はちょっとだけ良くなった程度。

車両側で出来ることはこれぐらい。あとは部品を替えてみるしかないでしょう。

 

ホースを長さ指定で作ってもらうのが一番確実。だけどお高い金額になる。

ならばバンジョーの長さ・角度の違うもの何とかなればお安く済む。

 

現状のバンジョーだと取付面とほぼ水平に出ているので、これを下向きに変えてやれば1~2cmは稼げるんじゃね。

 

 

90度下向きのバンジョーに交換、取り付けた所、ステムにクランプ出来るぐらいに余裕が出来て、ハンドルを切っても突っ張らなくなったので、これで良しとしましょう!!

 

ブレーキフルードのエア抜きをして

 

 

これでブレーキは終了です。

 

次に戻ってきたスイングアームの取付。

 

 

サクサク付けちゃいましょう。

 

 

こんな感じのカニフックです。

なんかカッコいいですね。フチコマも欲しくなっちゃう。

 

 

さて、ここからが今回の修理のお話。

 

前回の記事でN君の到着が遅れたと冒頭に書いたじゃないですか。

なぜ遅れたかというと、来る途中、フチコマガレージから700mぐらいのところにあるファミリーマート辺りからバイクを押してきたからでした。

 

走行中いきなり「バリバリ~」と大爆音になったとの事。

エンジンが壊れたと思い、とりあえず押してきたのです。

 

ガレージにて確認してみると3番4番のエキパイがグラグラしてる。

隙間から覗くとエキパイがマニホールドから抜けている。

 

 

最初の画像を取り忘れたのであとから画像で、なおかつ1番が外れている様子の画像です。スミマセン。

 

奥の3番4番がこの1番みたいな状態でした。

 

なぜ走行中に抜けたか?

そうです、パイプとマニホールドを繋ぐスプリングが付いていなかったからですwww

 

しかもエキパイ取付時にちゃんと奥まで差し込めていなかった疑惑もww

エンジンとラジエーターの間の隙間が狭いからね。

 

このフルエキを手に入れた時(中古で)、スプリングが付いてこなかったので、前の持ち主に確認した所、「今回送ったものがすべてです。自分もスプリングは付けてませんでした」だって。

N君それを鵜吞みにして付けてなかったようです。

 

 

 

いや、ダメだろ!!

 

しっかり刺さってない、しかもスプリング無しなんて・・・外れて下さいと言ってるようなもんですよ。

 

 

 

なわけで、エキパイ外れたおかげでラジエーターの電動ファン右側がお亡くなりになってました。

 

 

ラジエーター外して電動ファン取替。

 

 

フルエキも一度全部外して付け直し。

スプリングも買ってきて付けましたよw

 

そうそう、ラジエーターホースバンドなんですが

 

 

純正のホースバンドは左側のカシメタイプを使ってるんです。

これだとまた次回外す時にも毎回交換になってしまうので、スクリュータイプに交換しました。

 

あ~、この画像だとエキパイのスプリングが付いているのが見えますね。

 

ラジエーター付けて、リヤタイヤも付けて、エンジンかけて冷却水のエア抜きしなきゃなので外へ。

エンジンかける前にパワーコマンダーVの取付。

 

このパワコマ、中古で手に入れてるんですが、アクラのフルエキ装着して実車でシャシダイかけてセッティング済みのものらしい。

なのでセッティングのプログラムはダイノジェットのHPから落とす事も無くそのままでOK。

 

N君にセッティングデーターはバックアップ取ってあるんだよね?と聞くと取ってませんとの返事が・・・・・。

5万とか6万とか懸けて作ったデーターなのにバックアップも取って無いとは・・・。もったいない。(サイキンノワカイコハヨクワカラナイ)

 

フチコマがデーターのバックアップも取っておきましたよ。

 

インストールガイドもなかったのでダイノジェットからダウンロード。

 

いざ取付

 

 

タンクを外して引っ張っておく。

 

タンク下のスペースに割り込ませるコネクター関係があります。

 

 

まずはプライマリインジェクターのコネクターを外して割り込ませる。

 

次にスロットルセンサー

 

 

この黄色枠のコネクターの黒配線にタップで取付。

 

 

一番手前のアースポイントにパワコマのアース。

手前の黄色枠のゴムカバーの中のコネクターにギヤポジションセンサーのコネクターを割り込ませ、奥の黄色枠のゴムカバーの中の赤いコネクターにクランクポジションセンサーのコネクターを割り込ませて配線は終了。

 

本体は一番後ろの工具置き場へ

 

 

ここまで来たらノートパソコンを繋いでエンジンをかけて初期セット。

 

 

スロットルをセットして終了だけど、ギヤポジションもついでにセット。車速はセンサー繋げてないのでやらず。

 

基本的には回転数とスロットル開度に対するノーマルECUの補正なのでパワコマの他の機能を使って無いならギヤポジションと車速は必要ないのです。

 

 

暖機も終わり、冷却水のエア抜きも終わり、外装を取り付けて完成です。

 

 

いや~~終わった終わったぁ~~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん、終わってなかった・・・・。

 

 

 

最後にガレージにしまうのにエンジンかけてしまうのですが、乗り入れてキーをオフにする瞬間気が付きました。

 

エンジン警告灯が付きっぱなしになっている!

 

が、この日は疲れたので終了。

 

N君にエンジン警告灯はうちに来る前はついてたかどうか確認するが、ついていなかったとの事。

今回の作業で思い当たる点は無い。

しいて言えばパワコマ取付時に各センサーのコネクターを抜いたぐらい。でもキーはオフ状態だったはず。

 

なんなんだろう??

 

 

 

先週の次男の休みの日に少し試運転をお願いする。

エンジンのフィーリングやインジケーターの消灯具合。

そしてエンジン警告灯の消灯具合。

 

一度何かセンサーの不具合が入っても、正常になって何度かエンジンのONーOFFを繰り返すと警告灯は消灯する事がある。

 

案の定、家に戻ってきた時には消えていたらしい。

 

でも不具合のログは確認したいし、今後の為にもログは消しておきたい。

 

 

 

そして昨日です。

ログを確認した所54番と67番が入力されていました。

 

54番

バンクアングルセンサー系

 

67番

フロントホイールスピードセンサー系

 

どちらもフチコマの今回作業には関係していないし、コネクターも外していない。

以前の事故の時の入力だったのだろうか?

にしても今回だけエンジン警告灯がついたのは何だったんだろう。

 

謎は残るけど、今回はこれ以上手出しは出来そうもないので、ログを消去して終わりにしたいと思います。

 

 

 

 

 

とりあえずこれで今回の1000ダボの修理&カスタムは完了です。

 

 

おっと、T君のVストローム見るの忘れてた!!

次男の車の名義変更も(フチコマの実家のじいちゃん名義から次男の名義へ)やらなきゃ!

 

 

そろそろ954乗りたいなぁ