熱帯魚を飼おう!(その1) | かねごんのブログ

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5年前くらいに軽い気持ちで熱帯魚を飼ってみたくなったものの、いまいち踏み切れずに思いとどまっていました。
年が明けて、初売りの新聞折り込み広告を見ると、ガラス水槽が初売り特価で掲載されていました。
水槽なんてそう簡単に売れるものではないと思って、初売りの翌日にお店に行ったら意外なことに売り切れ。
無い物ねだりの精神から、ネットで同じものを探すと、折り込み広告に掲載されていた水槽と同じものが同じ値段で売っていました。

魚を飼うのは小学生の時以来になります。当時は金魚やザリガニ程度でしたが、わけもわからず飼っていて、何とか生きていた状態でした。
今は親の横槍もありませんし、ネット時代になって調べようと思えば調べられますし、動物的な癒しが欲しかったというのが理由でしょう。
その後のことも良く考えず、ポチッってしまいました。

初めに購入した水槽はGEXのデスクボーイ600。幅は600mmなのですが、高さと奥行きが小さくかなりスリムで、容量は21リットル程度です。
底砂としてサンゴ砂1リットルと大磯砂1リットル、照明にGEXのクリアライトCL601、水草として赤色系おまかせ4種セット、バクテリアにPSB、ヒータにマイクロパワーセット110W、カルキ抜きは100円ショップのダイソーで110gのものを買いました。
エアレーション(通称:ブクブク)のポンプは、GEXの金魚のお部屋Sに付いている物を使用。なんと小型のガラス水槽付きで999円です。水槽も予備があったほうが良いと思っての選択です。

水つくりにはパイロットフィッシュと呼ばれる比較的丈夫で安価な魚を入れたほうがいいとの情報があったので、アカヒレ10匹を670円で購入。いよいよ水つくり開始です。

用意した砂を洗い、カルキ抜きした水ですすぎ、水槽に入れ、カルキ抜きした水を規定量入れ、ヒータと投げ込みフィルタを入れてヒータをコンセントに差し込みました。
この時期かなり寒いので、水はキンキンに冷え、温まるまでにも結構時間がかかりました。PSBを入れ、まずは準備完了です。

安くて丈夫と言われるアカヒレが来ていたので、丈夫だから水合わせすればセッティングしたばかりの水槽に入れても大丈夫と思って、少しずつ入れたばかりの水槽の水を混ぜ、アカヒレを入れました。
アカヒレはとても元気が良くて、水面から飛び跳ねるヤツもいるくらいです。
その時は後でとんでもないことになるとは全く予想していませんでした。

アカヒレを水槽に入れてから3~4時間で落ち着いたのか、水槽上部に集まってあまり動かなくなりました。
長旅で疲れて休んでいると思い、その日はそのままにして寝ました。

翌朝、水槽を見てみると砂や水草に顔を突っ込んだまま動かなかったので、寝ていると思ったのですが、照明を点けても動き出さないので菜箸で触ってみたら、まさかの全滅でした。
昨日、元気だと思っていたのは元気ではなく暴れていたのです。静かになったのは力尽きてきていたということが今になってわかりました。

熱帯魚飼育は最初が難しいことを思い知らされることになってしまいました。
初めて飼う魚の通常の状態がわからないので、暴れているのか元気が良いのか判断がつかないのです。
アカヒレには申し訳ないことをしてしまいましたが、本番の魚を入れる前のパイロットフィッシュとしての役目は十分に果たしてくれました。

以上、思い出しながら書いた2012年1月7日の日記です。