CPAP | 関西ユルクライムTT

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高槻、茨木、豊能、亀岡辺りのワインディングロードをロードバイクと時々オートバイでのんびり走っています。

2/12 最近はfacebookを利用して趣味のお仲間とコミュニケーションをとることが多くなって、ブログ更新の方が滞っていますね(^^;
 
facebookの”みんな大好きローラー倶楽部”である方が3本ローラーで20分間の平均速度を35㎞/hから40㎞/hにあげるのが目標というので、タイヤの空気圧を1気圧上げれば達成できるよ・・なんて適当なことを言ってしまいました。そこで実際のとこどうなんだろうかと実験してみました(^^)
 
3本ローラーに乗せたロードバイクということで同じような環境かといえばそうでもないです。同じ負荷なしの3本ローラーでも型番によっては結構な抵抗の差はありますし、ロードバイクのホイールやタイヤの銘柄などでも大きく変わってきます。今回の実験で使用したのは
ローラー ミノウラ リブロールR800
バイク スペシャライズド S-WORKS VENGE
ホイール シマノ デュラエース9000 C50TU
タイヤ ミシュラン PRO4 チューブラー
パワーメーター パイオニアPM910HL 左
 
実験方法はタイヤ空気圧を9bar、8bar、7barでそれぞれケイデンス70rpm、80rpm、90rpmで約2分間ローラーの上で走行したときの平均パワーを比較しました。ギアは52x13T固定です。70rpmの時の速度は約35㎞/h、10rpm上がると約5㎞/h上がります。
 
実験結果は速度が5㎞/h上がるとどの空気圧でも13~15wパワーが必要になります。タイヤ空気圧との関係は1bar下がると同じ速度でも4~6wパワーが必要になります。
 
ということでタイヤ空気圧を1bar高くするだけでは空気抵抗のない3本ローラの上ではあっても5㎞/h速く走ることは不可能でした(^^; 計算値では3bar高くすれば同じパワーで5㎞/h速く走れることになりますが、タイヤの空気圧限界もあるので無茶なことはできません。1bar高くすると1.7㎞/h速く走れることになるので、あとはパワーアップによって達成可能となります(^^;
自転車探検の必要動力計算機によると、ころがり抵抗と伝道損失の合計値は5㎞/hで6~7wあがりますが、3本ローラーではローラーを回すためのパワーが別途必要なんですね。
 
タイトルのCPAPは
コリレーション (ビットウィーン) プレッシャー アンド パワー
です(^^;