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両顎再手術が21時間?!
両顎再手術シリーズ第①弾
-手術時間-
上の写真は、
3回目の両顎手術を受けられた患者様の麻酔記録です。
麻酔記録には、
患者様の手術中のすべての状況が記録されています。
まず、
3回目の両顎手術の総麻酔時間は3時間55分で、
切開から縫合までの手術時間は3時間となっています。
今日から新しいシリーズを始めます^^
私はブログやYouTubeで、
時々シリーズとして配信することがあります。
シリーズというのは、
複数あるという意味です。
まず、手術方法がいくつもあるため、
誤診や誤った手術が非常に頻繁に行われている場合には、
正しい診断と正しい手術に関する話を
シリーズとして掲載することがあります。
私が少し前に掲載した
「顎なしシリーズ」が、
まさにその例です。
また、
手術に関連するさまざまな問題があると判断した場合には、
その誤った誤解や噂について、
続けて配信することもあります。
今日からは、
両顎再手術に関する誤った噂、
あるいは誤解について、
シリーズとして説明いたします。
以前に掲載したシリーズです。
しかし、
私のブログは内容が膨大なため、
うまく読めていない方もいらっしゃいます。
また、
その間に更新された内容も多いため、
正しい知識、
あるいは最新の知識をお伝えするために、
再び「両顎再手術シリーズ」を掲載いたします。
第1回として、
両顎再手術が21時間?!
両顎再手術シリーズ第①弾
-手術時間-
についてお話しいたします。
実際に、
1回目の両顎手術でも、
2回目の両顎手術でも、
3回目の両顎手術でも、
切開から縫合までどれくらい時間がかかるのかを、
詳しくご説明いたします。
さらに詳しい内容は、
下のリンクにあります。
新たに更新した内容で、
動画を再編集して掲載しています。
「チャンネル登録」をしていただくと、
新しい配信がアップされるたびに内容をご覧いただけます。
下のリンクを直接クリックしてください!!!
もうずいぶん前のことです。
ある患者様がお一人、
急いで当院を訪ねて来られました。
他院で2回目の両顎手術を受けたところ、
口蓋に大きな穴が開いてしまったとのことで、
急いで私のもとへ来られました。
CTなどの検査をしてみると、
実際に大きな穴が開いていました。
しかし、理解できない部分があります。
通常の両顎手術では、
口蓋に穴が開くことはありません。
さらには、
両顎手術とセットバック手術を同時に行う手術でも、
そのようなことは起こりません。
上顎を4分割する手術を行ったとしても、
口蓋に穴が開くことは起こりにくいのです。
私がCTを見ながら理解できないという表情をしていると、
患者様が一言おっしゃいました。
「手術時間が21時間かかりました。」
信じられなかったので詳しくお聞きすると、
本当に21時間かかったとのことでした。
21時間と言っても、手術どころか、
ただ立っていることすら不可能な時間です。
手術を担当された院長先生はすごいと思うと同時に、
患者様がご無事でいらっしゃることも
幸いだったと思いました。
そのため、
患者様には、
生きていらっしゃることを幸いに思ってください、
とお伝えしたことがあります。
では、
1回目の両顎手術も気になりますし、
2回目の両顎手術、
3回目の両顎手術も気になります。
手術時間はどれくらいかかるのでしょうか。
そこで、
本シリーズの第1回として、
両顎再手術が21時間?!
両顎再手術シリーズ第①弾
-手術時間-
についてご説明いたします。
それでは、今日のお話に入ります。
上の写真は、
他院で両顎手術を2回受けられた患者様です。
2回の両顎手術を受けても、
左右非対称や面長、
しゃくれたような顔貌が改善されなかったため、
当院で3回目の両顎手術を受けられ
ぞの術前後のレントゲン写真です。
手術時間はどれくらいかかったのでしょうか。
まず、
手術時間が短ければ手術が上手な医師であり、
手術時間が長ければ手術が下手な医師
というわけではありません。
しかし、
ある程度までは手術時間を
短縮する必要があります。
手術時間は、
術後の腫れや回復速度と
直接的な関係があるためです。
ずいぶん昔のことですが、
以前当院に勤務していた院長先生が
お一人いらっしゃいました。
もちろん、
骨の手術の担当ではありませんでした。
その先生は手術時間が長いうえに、
手術の途中で屋上へ行ってタバコを吸い、
再び手術室へ戻って来られました。
そのため、
手術時間が大幅に延びてしまいます。
こうしてはいけません!!!
手術をするときは、
できる限り手術に集中しなければなりません!!!
先ほど、
手術時間が長いと回復が遅くなるとお話ししましたが、
遅くなるのは回復時間だけではありません。
手術する部位が長時間開いた状態であると、
感染のリスクも高くなります。
できるだけ手術時間は短いほど良いです。
もちろん、
雑に手術をして早く終わらせても意味はありません。
では、
3回目の両顎手術を受けられた患者様の手術時間は
どれくらいだったのでしょうか。
患者様の麻酔記録をご覧ください。
麻酔記録は診療記録です。
患者様には当然同意をいただいたうえで掲載しています。
上の麻酔記録の四角で囲まれた部分をご覧いただくと、
OPERATION: T/J(re) + Ge(re) + FB Removal
と記載されています。
これは、
Revisional Two Jaw Surgery
+
Revisional Genioplasty
+
Foreign Body Removal
という意味です。
つまり、
両顎再手術
+
オトガイ形成再手術
+
異物除去手術
です。
AN TIMEは麻酔時間を意味します。
つまり、
総麻酔時間は3時間55分でした。
OP TIMEは手術時間です。
切開から縫合まで、
手術のすべての過程にかかった時間を意味します。
3時間10分かかりました。
ずいぶん前に、
ある医師と思われる方が、
「1回目の両顎手術が2時間、
2回目の両顎手術が3時間?笑わせるな」
という趣旨のコメントを投稿されたことがあります。
これが、
2時間や3時間では
短すぎてあり得ないと言って笑っているのか、
それとも、
そんなに手術時間が長いのかと皮肉っているのか、
今でも理解できません。
私がどれだけ早く手術をしても、
1回目の両顎手術を2時間以内に終えるのは、
ほぼ不可能です。
もちろん、
たまに2時間かからない場合もあります。
しかし、
ほとんどの場合、
一般的には約2時間かかります。
そして、
麻酔記録について何か言われる方も
いらっしゃいました。
麻酔記録は、
れっきとした診療記録です。
改ざんは絶対に認められず、
司法上の処分を受ける可能性もあります。
修正についても、
特別な場合に限り、
所定の手続きを経て行われます。
そのため、
患者様が手術中のあらゆる状況について
気になることがある場合は、
麻酔記録を見せてもらうよう依頼するか、
その写しの発行を受ければよいのです。
手術時間に関して、
以前、私の恩師がおっしゃった言葉があります。
Do not do unnecessary procedure!
「手術中に不要な処置、
あるいは不要な行動をしてはいけない」
という意味です。
しかし、
これが果たして現実的なのかというと(笑)
手術をしていると、
数多くの予想外の状況に直面します。
そのたびに、
正しく、
そして迅速に対処することが外科医の役割です。
しかし、
不必要な行為を一切しないようにするためには、
長年の経験が必要です。
私は形成外科医ですが、
目・鼻・豊胸の手術は行わず、
両顎手術をはじめとする顔面骨手術だけを行うようになって、
もう20年になります。
それでも、手術を終えるたびに、
「ああすればよかった」
「こうすればよかった」
と後悔が残ることが少なくありません。
外科医の道は、
本当に簡単ではありませんㅠㅠㅠㅠ
では、
理想的な両顎手術の手術時間は
何時間でしょうか。
初回手術の場合は2時間、
2回目または3回目の両顎手術の場合は
3時間です。
もちろん、
切開から縫合まで、
術者が操作を行うすべての時間を指します。
ほとんどの場合、
両顎手術とオトガイ形成を同時に行い、
頬骨やエラの手術を併せて行うこともあります。
この場合は、
両顎手術の基本となる2時間に加えて、
オトガイ形成20分、
頬骨手術30分、
エラ手術20分がかかります。
これは初回手術の場合です。
再手術の場合は、
平均してさらに1時間ほどかかりますが、
その最大の理由は、
初回手術で使用した固定ピンの除去です。
初回手術で使用した固定ピンを残したまま
再手術を行う場合もあるようですが、
そのようにしてはいけません!!!
もちろん、
初回手術に比べると、
再手術では軟部組織の癒着が強くなっており、
骨吸収も多く起こっているため、
骨切りや固定が難しくなることもあります。
時には、
再手術を行う前に、
事前に固定ピンの除去だけを別に行うよう
勧める病院もあります。
そのようにしてはいけません!!!
以前は手術技術が発達していなかったため、
手術時間が丸一日かかる時代もありました。
そのような時代には、
少しでも手術時間を短縮するために、
あらかじめ固定ピンを除去することもありました。
しかし、
近年は技術の発達により、
手術時間は大幅に短縮されました。
再手術を行う際に、
固定ピンも同時に除去するべきです。
固定ピンを事前に除去してしまうと、
全身麻酔をもう一度受けなければならず、
固定ピン除去のために
再手術が約6か月延期されます。
患者様の痛みもその分2倍になり、
手術費用もさらにかかります。
初回手術で使用した固定ピンの除去は、
再手術と同時に受けてください!!
初回ではなく、
2回目あるいは3回目の両顎手術の場合は、
すべての手術がそうであるように、
さまざまな解剖学的構造物の位置や
形態が変化しており、
止血も難しい場合が多くあります。
そのため、
手術時間もさらに長くなります。
再手術は初回手術に比べて難易度が高く、
術者にははるかに多くの経験が求められます。
再手術を受ける際には、
十分に調べたうえで、
病院や医師をよく検討して選択してください。
ここで一つ……
私は再手術専門として知られていますが、
ある患者様からこのような質問を受けました。
「院長先生は再手術専門ですが、
初回手術もお上手なのですか?」
初回手術を数え切れないほど経験してこそ、
再手術を行うことができます。
まったく別の手術というわけではありません。
最近は、
どの病院も、
どの医師も「再手術専門」と宣伝していますが、
どうでしょうか……ㅠㅠㅠㅠ
再手術は、
初回手術に比べて、
はるかに多くの経験が必要です!!!
今日は、
両顎再手術が21時間?!
両顎再手術シリーズ第①弾
-手術時間-
を掲載いたしました。
今日のおまけは、
家族の年配者が食べたいというので
行ってみたカンジャンケジャンです。
実は私は甲殻類があまり好きではありません。
一つ目は、
食べるのが面倒だからです。
食べていると手も汚れますし、
口の周りにも付いてしまいますㅠㅠㅠㅠ
二つ目は、食べられる部分があまりありません。
硬い殻の中に身がそれほど入っていないですよね。
ロブスターのほうが、
むしろ食べられる部分は少し多いですが……
三つ目は、
とても高いことです。
そのお金があれば、
お肉を食べるのになあという気がします。
そんなわけで食べていなかったのですが、
何年ぶりかわからないほど久しぶりに
カンジャンケジャンを食べてみました。
それほど塩辛くもなく
身もたっぷり入っていて、
十分食べられる味でした。
私も年を取ったからなのかなと思います。
ㅎㅎㅎㅎ
それでも、
わざわざ食べに行くほどではないかな~~~
今日は、
このブログでは初めて紹介したような気がします。
カンジャンケジャンと、
両顎再手術が21時間?!
両顎再手術シリーズ第①弾
-手術時間-
のお話でした。
両顎手術も大きな手術ですが、
再手術はどれほど大きな手術なのでしょうか。
どれほど危険なのでしょうか。
もちろん、
大きな手術であり、
危険な手術であることは間違いありません。
しかし、
近年は手術技術の発達により、
手術時間も大幅に短縮され、
危険性も輪郭手術や豊胸手術、
あるいは鼻整形と同程度と考えていただいてよいと思います。
安心して手術を受けてください。
ただし、
術者の経験とノウハウを十分に見極めたうえで
決定していただければと思います^^
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輝くあなたとの出愛を
お待ちしております![]()
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『両顎手術の副作用予防法の総集編』
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