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エラ手術後の両顎手術神経損傷の危険性
-両顎手術 副作用予防方法 論文シリーズ
今日も論文シリーズが続きます。
私がこの5月末に
日本美容整形外科学会で大きな発表をします。
発表内容は、
「最もよく誤解され、
誤って診断される症状あるいは疾患」
です。
この中の一つが、
今日お話しする内容と関連した誤った診断で、
顔面輪郭の1つであるエラ骨術を受けた後、
不満足または逆効果で両顎を受ける場合です。
このように輪郭で骨を削った後、
両顎手術を受けると、
悪名の高い副作用である
下歯槽神経損傷が
10倍増える
という内容がまさに今日の論文の内容です。
副作用については、
私が様々な国際学術誌に
論文で発表をしており、
腫れを減らす方法についても
何度もお話しました。
両顎後の腫れの痛みなどを
軽減する方法についてもお話ししました。
患者さんもお医者さんも
必ず知っておくべき内容です。
以下のリンクを直接クリックしてください!
整形外科の中でも特に
美容整形外科は
外形的な姿で診断をして
手術をする分野で、
誤診が発生するのは非常に難しいです。
それでも、誤診が最も多く発生する分野が、
まさに顔の骨手術分野です。
顔の骨の手術の難易度の範囲が
とても広いからです。
つまり、
とても簡単な保形物手術から両顎、
そして複合顎矯正手術である
両顎+セットバックまで···
癌手術だけ正確な診断が
一番重要なのではなく、
美容手術も正確な診断が
一番重要です!!!
しかし、正確な診断が
可能になるためには、
手術者がすべての手術が
できなければなりません。
上で申し上げたように、
医師たちは患者さんを正確に診断し、
その診断に合う手術をするよりは、
本人ができる手術で進めようと思います。
(これは手術結果を
主観的に判断する整形外科に限られます)
例えば、骨手術をせずに
脂肪移植や
保形物手術だけをする病院に行けば、
骨手術は危険なので脂肪移植あるいは
保形物手術にしようとします。
顔面輪郭までしかできない病院に行くと、
両顎やセットバックは危険なので、
エラや頬骨で解決しようと言います。
セットバック(ASO)を専門とする病院に行けば、
顔の全体的なプロフィールや顔型を考慮せずに
口が1mmだけ出ていればASOをします。
ASOによって口がすぼみ、
老け顔になって
当院に来院される方がとても多いです。
そして、両顎までの病院に行くと、
気道が狭くても、
口が突出していても無条件で両顎です。
なので両顎の後にいびきがひどくなり、
口が入りすぎて口がすぼみます。
保形物から両顎、
そして両顎+セットバック手術のような
複合顎矯正手術まで、
すべての手術が可能であれば、
きちんとした診断がなされ、
きちんとした結果が出ます。
ほとんどの整形外科で
輪郭手術までを主にしているので、
顔が大きい=輪郭
です。
顔が凹んだ皿型であれ、
上顎が長い顔であれ、
顔型を考えずに
輪郭手術···。
問題は整形外科の医師でさえ、
顔の形は考慮せず、
顔が大きいと言って、
エラ、頬骨だけずっとします。
そうするうちに輪郭の後に、
顔がもっと長くなり、
輪郭の前にはなかった非対称出てきて
(実は新しくできたのではなく、
あった非対称が目立って
見える場合が多いです。)
手術に失望して
当院に足を運ばれる方が多いです。
この内容が私が5月末に日本で開かれる
大きな美容整形外科学会に参加して
発表する内容の中でも
最も核心になる内容です。
今日お話しする論文は、
以下のジャーナルに発表されました。
Journal of Plastic and Reconstructive Surgery
ですが、PRSと呼ばれるジャーナルで、
整形外科学では
最も権威のあるジャーナルです。
PRSという上記のジャーナルは、
整形外科医なら一度は
論文を発表したいジャーナルです。
もちろん、私は顎顔面外科学分野なので、
他の様々なジャーナルがあり、
その分野の専門ジャーナルに
論文を主に発表しています。
ここで少し論文発表について···
ホームページごとに
院長の論文の話がたくさん載っています。
ここで注意深く見なければならないこと!!
①学会で発表をするか
ジャーナルに論文を発表するかです。
学会発表は上に
私が5月末に日本学会で発表するように
招待されてする講義があり、
3分あるいは6分の自由演題があります。
自由演題は何の意味もありません
そして、論文が実際の臨床に
関連した内容でなければなりません。
整形外科の専攻医を終えて
専門医の試験を受ける時、
論文を発表しなければなりません。
この時は大学病院にいる時なので、
ほとんどが美容整形手術とは
直接的な関連がない
基礎分野の論文がほとんどです。
実際、患者さんが
注意深く見なければならない論文は、
実際の美容手術に関する臨床論文です。
私が顔面輪郭あるいは
両顎の専門医を探す時、
2つ見てくださいと言います。
専門性と経験です!
経験は何年間どれだけ
その分野で手術をしてきたのかを見れば分かり、
専門性はその分野に対する研究、
すなわち論文です。
上記の論文の抄録を見ると、
「過去にエラ手術を受けた過去歴が、
両顎の中の下顎手術である
下顎肢矢状分割骨切り術の中で
下歯槽神経損傷に及ぼす影響」
というタイトルになっています。
もちろん私が第1著者として
すべての手術をして、
すべてのデータを集めて
研究をして論文を作成しました。
計168人の患者さんを対象にしました。
研究の結果、過去にエラ、
すなわち下顎角骨切り術を受けて
SSROである
下顎肢矢状分割骨切り術を受ける場合、
下歯槽神経損傷確率が11.5%であり、
過去に下顎角骨切り術を受けずに
SSROを初めて受ける場合、
下歯槽神経損傷確率が1.6%でした。
過去にエラを受けなくても
1.6%神経が損傷する???
この論文は私が開発して論文で発表した
両顎時に下歯槽神経損傷を予防する方法である
Manual Twist Techniqueを使う前です。
過去にエラを受けて両顎を受けた場合、
下歯槽神経損傷の確率が
エラを受けずに
両顎を受けた時より10倍高いです。
では、こんなに差があるのに、
克服する方法はないでしょうか?
その違いを克服できる方法まで
提示してこそ、
論文として発表できます。
本論文では、
過去にエラを受けて両顎を受けた場合、
下歯槽神経損傷の頻度が高いが、
その理由を明らかにし、
これを克服できる方法、
下歯槽神経損傷予防法を研究して
記述しました。
研究結果、
論文で3人に神経損傷が起きましたが、
その患者さんについて
詳細な言及がされています。
神経損傷の程度がtype VIで
完全に切断された場合でした。
1%あるいは0.1%神経損傷が
発生したからといって
手術を受けないべきなのでしょうか?
上の論文はずっと前の論文で、
この論文の発表後に
Manual Twist Techniqueも開発して
論文で発表をして、
この新しい方法を今日の話のように
患者の方々にも適用して、
最近は上の表のようにtype VI の神経が
完全に切断されることはないと
みてもいいです。
安心して手術を受けてください^^
今日の話のテーマは
美容手術でも正確な診断が
一番重要だという内容です。
誤った診断で
手術を何度も受けずに
正確な診断を受けて
診断に合う根本的な方法で
手術を受けることを願う気持ちで
今日の話私の論文と共に載せました。
今日のサービスはオランダ料理???
ビールも食べ物???
あちこちに日本、アメリカ、
中国の食べ物を載せていると、
オランダからどうして
自分たちの食べ物は載せてくれないのかと
抗議が入ってきたので^^
ハイネケンビールしかないので
ハイネケンビールをのせます。
韓国で飲んだハイネケンではなく
実際にオランダで飲んだハイネケンです^^
実はオランダを旅行したことはなくて
偶然航空券を買って
オランダのアムステルダムスキポール国際空港を
経由することになりました。
しかし、単純に私たちが言う経由ではなく、
空港で荷物を受け取りに行き、
また出国するTTTT
また出国手続きして帰る途中に
スキポール空港ラウンジでオランダ代表料理
ハイネケンを飲んで見ます。
ハイネケンは名不虚伝~~
しかも現地で飲む生ビールだから何も言わなくても^^
今日はオランダの伝統料理である
ハイネケンに加えて、
エラ手術後の両顎手術神経損傷の危険性
-両顎手術 副作用予防方法 論文シリーズ
のお話をしました。
もうどんな状況でも
安心して両顎を受けてください。
輝くあなたとの出愛を
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