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ひどい顎無し、突出口、いびき
下顎矮小症の根本的治療-両顎+セットバック術
レビュー1弾
今日は最も誤った診断が多く
誤った手術が
よく行われる疾患の1つである
下顎矮小症の診断と
根本的な治療法について説明します。
2回にわたってお話ししますが、
今日は骨格的な変化、
次回は気道の変化の話です。
私が根本的な治療という
言葉を使いましたが、
他の顔の骨の手術とは違って、
1次手術や2次手術が
おこる理由は、
この疾患自体が
美容的な問題点だけでなく、
機能的な問題を伴うからです。
機能的な問題とは、
①気道が狭くなって発生するいびき
睡眠時無呼吸症
②顔の中心軸が曲がった
顔面非対称から
発生する顎関節疾患、
③先天的に発生する顎関節異常
です。
下顎矮小症の治療や
再手術に関する話は、
すでにYouTubeや
ブログで
何度もお話ししています。
それだけ診断が間違いやすく
間違った診断により
間違った手術が頻繁に施行され、
また診断がきちんとされれも、
手術的な限界で2次的な
あるいは目隠し効果(Masking effect)を
狙った手術が施行されています。
今日のお話も、
YouTubeに既に話をしました。
以下のリンクを
クリックしてください!
顎無しに伴う代表的な
症状が5つあります。
いわゆる顎無し症状の5兄弟^^
①突出口が伴うことがあり、
②気道が狭くなっていびきや
ひどい場合は
睡眠時無呼吸症候群が
伴うことがあり、
③不正咬合も発生することがあり、
④顔面非対称が伴うこともあり、
⑤顎関節疾患を伴うこともあります
この5人兄弟の症状が
同時に現れる疾患の中で、
代表的な疾患が今日お話しする
「下.顎.矮.小.症」
という病気です。
下顎が先天的に小さい病気です。
当然、成長点から成長できず、
小さな顎だけでなく
顎関節疾患が現れ、
またこれによる
様々な問題が発生します。
この5つを同時に
治療できる根本的な治療は
どんなものがあるのでしょうか?
患者さんが
いくつもの病院に立ち寄って
各病院の治療法を尋ねます。
それぞれ病院別手術法の問題点を
一つ一つ説明します。
結局、根本的な治療を受けます。
患者さんのレントゲンから
ご覧ください。
私がいつも言います。
正確な診断が一番重要ですが、
正確な診断のためには
全ての手術が
できなければなりません。
骨の手術をしない院長は
骨の手術は危ないから
保形物や脂肪移植をしよう。
輪郭手術までしかできない院長は、
隠す効果(Masking Effect)
を得るためにおとがい手術を
施術をしよう。
セットバック手術をする院長は
口が出ているので、
セットバック手術をしよう。
もちろん院長の中には
本人の分野でなければ
専門の院長に依頼をされる
ケースもあります。
それでは、
手術前後の説明に先立ち、
今日患者さんが
複数の病院に通いながら
どんな手術を勧められ、
その手術を受けると
なぜダメなのか説明に入ります。
このように詳しく他の病院から
勧められた手術まで説明する理由は、
間違った手術を受けて
苦労されている方が
とても多いからです。
今日患者さんに勧められた手術の中で
一番多い手術は両顎です。
両顎を勧める理由は2つです。
口が出ているので、
口を入れるために
上顎と下顎を
中に入れるためです。
先日、Youtubeで
ある患者さんはただでさえ
いびきをかくほど
気道が狭いのですが、
ある病院で突出口を入れるために
上下顎を後ろに6mm
入れようということで、
私が説明しました。
上下に6mmを入れると
全く息ができないかもしれませんㅠㅠ
上下の顎を後ろに入れると、
さらに気道が狭くなるので
中に入れたらダメです!!!
気道を広げるため
上顎と下顎(上下顎)を
前に出すためです。
もちろんいびきや
睡眠時無呼吸の究極的な治療は
両顎を通じて上下顎を前進させる
Maxillo Mandibular Advancement:MMA
です。
上顎を前に前進させると、
気道はがらんと広がります。
問題は···
ただでさ突出口なのに、
口がもっと突出すると
どうなるのでしょうか?
きれいではありません。
なので単純な
上下顎の前進はだめです。
結論は
両顎の単独はいけません!!!
また患者さんが勧められた
手術の中に
セットバック手術(ASO)があります。
ASOは一時間余りの手術で
ドラマチックな効果が見られる
とても良い手術です。
今日のような患者さんの場合、
もちろん口が出ているので、
ASOを受けると
ドラマチックに口が入ります。
でも口だけです。
気道が広くなることはないので、
いびきや睡眠時無呼吸は
好転しません。
不正咬合や顎無しは解決できません。
もちろん、口が入ると
比較的顎無し症状は
軽快したように
見えることがあります。
何よりASOを受けてはいけない
一番大きな理由が別にあります。
顔面非対称です。
下顎矮小症の多くの場合、
半顔面矮小症という
非対称を伴いますが、
顔の中心軸が曲がる非対称です。
私が顔の中心軸が曲がる非対称は
根本的な解決をしなければならない
と言いました。
顎関節と関連があるから、
と説明しました。
中心軸が曲がっている非対称を
矯正する方法は両顎しかありません。
両顎単独はダメ、
セットバックはダメで、
両顎を受けなければならない…
どうすればいいでしょうか?????
根本的な解決方法は
両顎+突出口
で同時にすることです!!!
両顎で
上顎と下顎を前進させることで
気道を広げます。
そうすると…
口がもっと
突出すると言いましたよね?
この出た口はASOで解決します。
そうすると気道も広くなり、
突出口も解決します^^
このように両顎と
突出口を同時にする場合、
患者さんの状態によって
上顎は3-4ピース
(頬骨までする場合は最大8ピース)
骨切りをして、
下顎は4ピース
(おとがい手術まで
一緒にする場合は最大7ピース)
骨切りをします。
そのため、最大15ピースまで
顔の骨を骨切りすることもあります。
下顎矮小症の根本的な解決策は、
両顎とセットバックを
同時に行うことです!!!
最近は手術技術の発達で
手術時間も大幅に減り、
副作用の中で
取り返しのつかない副作用は
ほとんど発生しません。
私がいわゆる有名な副作用については
すでに国際学術誌[SCIジャーナル]に
発表をしており、
私のYouTubeやブログで
説明しました。
両顎は2時間ほどで、
今日の場合のように
両顎+セットバックの場合は、
3時間ほどです。
もちろん、おとがいや
頬骨手術が含まれる場合、
手術時間は20~30分長くなります。
入院は一日で、
以前のように
手術直後から顎間固定をして
呼吸苦や痛みがひどいことはないので
安心して手術を受けてください。
両顎後の回復過程と
腫れなどについての
詳しい説明は、
以下のリンクを
直接クリックしてください!
両顎手術後の長い顔、大きい顔矯正の術前後 | チェボンギュンの顔の骨のお話
次回は本当に
両顎+セットバックを受けて
気道が広くなったのか、
気道変化について説明します。
要約します^^
①両顎で上下顎を前にしたり、
後ろに押し込んだりすると、
突出口がひどくなって
顔が不細工になって
気道がさらに狭くなって
睡眠時無呼吸まで
発生することがあります。
②顔の中心軸を
正さなければなりませんが、
このようなすべての症状を
一度に根本的な解決する
唯一の方法は、
両顎+セットバックを
同時に行うことです!!!
今日のサービスは以前にも
お話ししたことがあります。
最近のように肌寒くなると
もっと頻繁に行くようになります。
ドンテタン~~~
病院の近くに美味しい店が
いくつかありますが、
その中で肌寒い時によく行く
ドンテタン屋がありますが
下の写真のように
スチールボウルではなく
ほとんど洗面器のような
容器に出てきます。
器も大きくて量もすごいので、
これをどうやって食べるか
考えるかもしれませんが、
結局全部食べてしまいます~~~
今日は
ひどい顎なし、突出口、いびき
下顎矮小症の根本的治療-両顎+セットバック術
レビュー1弾
とサービスで、
トンテタンでした。
今日の話が少し
他の病院の手術法について
否定的ですが、
それだけ間違った診断と
間違った手術が
行われているからだと説明しました。
このように、誤った診断で
苦労している方々の話だけでなく、
ありえない副作用で
苦労された方々の話、
顔の骨手術の基本である両顎、
セットバック、
そして顔面輪郭の基本、
最も一般的な症状の話だけでなく、
失敗のない整形手術のコツまで、
私が今まで手術してきた記録を
盛り込んだ本が出版されました。
輝くあなたとの出愛を
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