CLICK“チェボンギュンの顔の骨の
両顎手術が上手な所???
両顎だけで3回も
今日は、とても
心が痛かったのですが
それでも幸いだった
患者のケースをお話します。
うちの病院で3回目の両顎手術を
受けたんですが…
この大きな手術を
3回も受けることを決心しながら
どれほど怖くて心配をされたかは
言葉では言い表せません。
それでも幸いなことに
もうこれ以上大きな手術は
必要ないでしょうから
よかったです。
残りの回復期間に
問題なく回復してほしいと
願います。
インターネットで両顎手術や
他の手術を検索したら
「**手術が上手なところ」
という検索語が目立ちます。
気になって私の分野にだけ
入ってみると
「達人」「あふれる自信感」
という表現まで出てきて
本当に面白い文章が多いです。
広告より重要な
必ずチェックしなければならない
事項について説明します。
[3回目の両顎手術、前後]
両顎… とても大きな手術です。
私が普通2時間で
すべての過程を終えるので
患者が簡単に
考える場合がありますが
前にも言いましたが
2時間の手術ですが
手術が終わったら
私はくたくたになってしまうので
1日に1回しかしません。
それだけ全身を
集中しなければならない手術です。
まして両顎再手術は
どうでしょうか??
今日は3回目の両顎手術を受けた
患者さんを例に
”両顎手術が上手な所”
という広告の内容よりも
もっと重要な
必ずチェックしなければ
ならないことに関して
説明をします。
今日の患者のレントゲン
CT写真を見ながら
説明しましょう。
上の写真は2回の
両顎手術を受けて
私を訪ねてきた時の写真です。
つまり、3回目の両顎手術です。
顔の中心軸が完全に
右に曲がっています。
このように中心軸が
曲がっている場合は
必ず矯正しなければなりません。
理由は美容的にも問題ですが
顎関節も関与するからです。
患者は顎関節の痛みで苦労されて
3回目ではありますが
再手術をお勧めしました。
最初の手術、2回目の手術は
韓国で有名な
大型病院で受けました。
大型病院は悪く
小さな病院が良い
というわけではなく
病院の規模よりは
医師の専門性を見て
決めるようにと申し上げたいです。
医師の専門性を判断する
最も客観的な指標は論文です。
学会の発表ではなく
論文の発表です。
それも高校生も著者リストに
名を連ねるような
国内学術誌ではなく
国際学術誌[SCIジャーナル]に
発表した論文です。
国際学術誌に発表した論文さえも
けなして悪口を言う医師もいます。
ㅠㅠㅠㅠ
論文を一度も
書いたことがない方でしょうね。
ㅠㅠㅠㅠ
下のリンクをクリックすると
私が国際学術誌に発表した
両顎手術関連の論文が
出てきます。
他の骨手術の論文も
もっとありますが
ここでは両顎手術に
関連した論文だけ集めました。
下のリンクを
クリックしてください。
パノラマ写真を見ると
両顎手術のうち
下顎固定ピンが両方折れています。
折れて顎関節が含まれた下顎枝が
変位したのですが
これが元の位置に戻ろうとする
性質のために
固定ピンが折れたのか
つまり元の位置に固定されたのか
それとも元の位置に
固定されていたのに折れて
間違った位置に変位したのかは
もう少し検査をしてみて
手術室で判断しなければなりません。 とにかく初めの手術時に
固定された位置で
固定ピンが折れて
下顎枝の位置が変わったのは
事実です。
そして、上記のように
以前に最初の両顎手術時の
固定ピンが完全に
除去されていない状態で
2回目の両顎手術をしました。
再手術をするときは
前手術時の固定ピンは
外すのが原則です。
患者の右顎関節(青矢印)の方向が
正しくありません。
この部分は間違った位置への
変位が起きたように見えます。
3D CTを見ると
上顎の非対称で
咬合面が傾いていてこれによって
顔の中心軸が曲がっていることが
分かります。
実際、患者さんは3D CTが
好きですが
手術計画を立てて
結果を評価するには
3Dイメージはあまり
役に立ちません。
とにかく、患者さんの顔の中心軸が
曲がった非対称の原因は
上顎の垂直の長さの
非対称性の矯正が
完全にできていないために
生じたものと診断され
したがって手術計画は??
上顎の非対称を矯正する計画を
立てることにしました!!!
上の患者さんの顎関節の状態です。
顎の関節は難しいです。
私も顎矯正手術を専門にしながら
顎関節も知っておかなければ
ならないので
勉強を本当にたくさんしたのに
難しいです。
皆さんはただ両方の顎関節が
かなり違うんだなと
理解してくれればいいです。
中心軸が曲がっている
顔の非対称がある時
両顎という根本的な治療を
しなければならない理由が
上の写真です。
このように根本的な治療をせずに
最近流行している
プロテーゼを利用して
見た目だけ同じように見せる
いわゆるハリボテ手術を
することもありますが
機能的な顎関節の問題がある場合
必ず根本的な治療を
しなければなりません。
もちろんすり減った
顎の関節頭が
再生されることはありませんが
悪化を防ぎ痛みを
軽減することはできます。
患者さんの歯の咬合モデルです。
赤い矢印が示すように
患者さんの左側が
下に下がっています。
つまり、患者の左上顎の方が
長いのです。
ですから、患者さんの顔の中心線は
右に曲がらざるをえないですね。
上顎の両側の長さが異なる場合は
上顎の長さを調整し
上顎と咬合する下顎も
一緒に動かなければなりません。
それで上顎と下顎の
両方の顎を動かすので
両顎という手術を
することになります。
この患者さんの手術計画です。
上の手術計画を見ると
(後で修正を加えました)
小数点二桁まで精密に計画を立てて
手術をすることになります。
計画も一度に立てて
すぐ手術をするのではなく
最初の計画を立てて
私と矯正科院長と数回相談して
最終計画を立てて
完璧な計画だと思った時に
初めて手術をすることになります。
このように精密な検査とともに
数回相談して計画を立てて
手術をするので
すぐに手術をするのではなく
2週間程度は時間を
いただかなければなりません。
時々「明日、明後日にでも
手術してください」
という方もいますが
絶対ダメです!!!!
少なくとも当院は
そんなことはしません!!!
私がブログで語りきれない内容を
Youtubeでも
お聞かせしています。
下のリンクをクリックして
チャンネル登録もお願いします。
今日は3回目の
両顎手術を受けた
患者さんの話と共に
広告に無数に出てくる
「両顎手術が上手な所」の内容より
もっと重要な
必ずチェックしなければならない
事項について
説明しました。